『護られたデータ』
『護られたデータ』 No.063俺は特殊なアルゴリズムを使って、データを保護した
このコードを解読できるのは、あいつ以外不可能なはずだ
電話は盗聴されている可能性もあるので、いきなり送り付けるしかない
今回の一連の流れを手紙に書き、USBメモリと共に封筒に入れた
しかし、かなりやばいところまで踏み込んじまったか…
真相を追っていくとやはり財界を裏で牛耳るあの一族が絡んでいた
父親の跡を継ぎ、長男も政治家になっている
次男が裏稼業の中枢にいるのは、この業界を知る人間なら有名な話