半年のお祝い
息子が、この世に爆誕してからはや半年が経とうとしている。
この事を友人に話すと
『もう半年!?まだ2ヶ月ぐらいと思ってたわ!』
『半年!?うそやー!?』
『他人の子は成長が早く感じるね〜』
と半ば予想通りではあるが、まさに十人十色、はたまた異口同音の反応があり、「人生の先輩たちも通ってきた道がこれなのかー」
と、ある意味面白がっていた2月の日曜日。
『ハーフバースデー』
最近は、そう言って生後半年の子供の誕生祝いをしているらしい。
そんな事なら、一生、年齢の半分で(25歳ハーフバースデーとか37歳のハーフ…とか)尚且つお祝いをすれば良いのに、と思ったりもするが、そこは一般世間的にはしないらしい。
なんとも、ご都合主義の日本人、もといお祝い大好き日本人のsagaなのだろうか。
ちなみに、私が生まれて生後半年の時は、ハーフバースデーなどといったイベントは国民の嗜好になかったであろう、執り行われてはいない。
某写真共有SNSが発端となって、なんだか日本人では当たり前イベントのようになって(しまった)ものである。
なんだかなぁ
しっくりこないけれども、人生うまく生きていこうと思えば、長い物には巻かれた方が良いことがある事が多数である。
今回も巻かれてみようと思う。
そんなこんなで、ハーフバースデー当日。
どれだけ、大人がそのイベントに期待しようがせまいが、ウチの子供にとってはいつもの休日。
勝手にテンション上がっているのは大人だけの模様。
最近、しっかり食べてくれるようになってきました。好き嫌いなく育って欲しい物であある親の本音として。
写真館やスタジオでも、それはもう綺麗にプロが写真を撮ってくれるみたいですが、ウチは幸いにも夫婦揃って写真が趣味のため、自宅でイベントを執り行う運びとなり、家計もこっそり助かる形に。
風船や壁掛けのようなものなど、嫁が某写真共有SNSを駆使して情報収集した結果がこの様子である、まさに時代の進歩。すごい。
写真とはまさに画角で切り取られた瞬間を残す物である、と考えているのだが、まさにその言葉を逆手に取ってみれば、このような形になるのも、ある意味写真ならではというか、単に散らかっているだけというツッコミはご遠慮下さい
子供からすれば、なんの変哲のない、いわばいつも通りの日常に変化をつけられ、このような撮影会イベントを自宅で催されたわけですが、割と満更でもなさそう。
始まった当初はどうなることやらと思っていましたが、なんだかんだで全工程無事終了。
やっぱり食べる事は大事、めちゃくちゃ食べていました、親としては一安心。
付き合ってくれてありがとね。
あっという間の半年経過でした。