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理不尽を認めるのが辛いときもある。だけど、乗り越えたら世界が変わる。


⬛理不尽な目にあって…

うろ覚えですが、昔テレビでやっていた尾木ママさんの教師時代のエピソードで印象に残っているものがあります。

ある日、学校でいじめの現場を発見した。

当然、尾木ママは加害生徒達を注意したが、開き直った様子。
「こいつだってたのしんでます。」
被害生徒に向き合うと
「はい…」とへらへらしている。

「理不尽な目にあって、へらへらしているとはなにごとか!!!!」
尾木ママは被害生徒を叱った。

(加害生徒に注意をしたうえで)
その後も何度か被害生徒と話をした。

このまま、理不尽な目にあったときにもへらへらしていては将来卑屈な人間になってしまう。
理不尽に嫌な目に遭ったときは怒りなさい、と。

卒業後再会した生徒に大変感謝されたそうです。

あのとき、先生が話をしてくれていなかったら自分はどうなっていたかわからない、と。

⬛理不尽を認めるのが辛いときもある。だけど、乗り越えたら世界が変わる。

当時このエピソードは響いていなかったんです。
今日の夕方何書こうかなぁ…って考えていてふと思い出したから選びました。

もっと正直にいうと、この言葉の意味が理解できるようになったのは、ここ1.2年の事です。

理解できるようになった今思うのが、
それはとっても大事なこと。だけど時に勇気がいる。
ということでした。

あくまで自分や身の回りで観測した限りの話ですが、

この"理不尽に対してヘラヘラする"という行動は、ある意味自分を守るために行います。

きずつきへの防衛かもしれないし、
仲間を引き留めることで孤独を避けることかもしれないし、
他者からの評価で満たす承認欲求かもしれないし、
理不尽なことをする大好きな人を失う喪失感かもしれません。

今日は実体験を書きませんが、
案外、そこまで大事なものなら失わないですむかもしれないし
失っても幸せに生きていけたりします。

私の場合は、気付く度に悲しい気持ちになって傷つくことが多かったです。
特に去年は。

だけど、気付いて受け入れてを繰り返す度に
自分の人生が前いたところと全然違うところにいることを実感してます。

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