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『私らしいはたらき方』 感謝と誠意と期待に応える気持ち
こんばんは、アドバイザーのこうたです。
本日はパーソル様による投稿コンテストのお題に参加するべく、記事を作成いたしました。
『はたらく』に関するコンテストが一番好きで、可能な限り参加するようにしています。
過去の記事はこちら(企画元は異なります)。
今回も、運営さんが例示してくださった項目に沿って答えていきたいと思います。
1.はたらき方について
私は経営者なので、会社を大きくするというのは大前提。
なのでどのように大きくしていくかと考えた時、やはり『恩』を大事にしていきたいと考えています。
私の会社には、起業当初からお世話になっている個人(クライアント)がたくさんいます。
正直、その方々がいなければ、今弊社は存在していないでしょう。
現在繋がりのあるクライアントも、やはりその中の個人が私のことを気に入ってくださり、猛プッシュしてくださっています。
自社の事情を最優先にするのは当然ですが、それでも恩を仇で返すようなことがあってはなりません。
どのクライアントも、弊社のことを正直かつ真面目で、信頼ができると評価してくださっています。
私自身はつまらない人間なので、楽しいから一緒に仕事をしていきたいと思っている方はいないでしょう。
それは私の課題でもありますが、少なくとも私の気に入ってくださっている部分を裏切りたくはありません。
そしてこれらはクライアントだけでなく、部下も同様です。
私を信頼しているから引き抜かれて働いてくれているわけで、その期待を裏切るわけにはいきません。
よく、部下は利用してナンボと言う人がいますけど、部下は利用するのではなく活用するものです。
そして部下にも、私を活用してほしいと思っています。
2.「はたらき方」に対する考え方の変化
元々私は、自分さえ良ければそれで良いという考えの持ち主でした。
最初に始めたのは派遣業なので、人材=お金 です。
人がそのままお金に変わり、それこそ、お金を稼ぐために部下を利用していたのでしょう。
クライアントもお世話になっていることから、感謝の気持ちはありました。
とはいえ、利用しようという気持ちが先行していたのは否めません。
そもそも当時は代表としての意識が低かったので、とりあえず人を案件に嵌めようくらいにしか思っていなかったのでしょう。
しかしある時、とある方が弊社のことをすごく考えてくださっていることに気づきます。
クライアント企業側に利益は一切ないのに、弊社のために尽力してくださり、見返りなく大きな案件をいただいたのです。
それも一度や二度ではなく、しかも相手の利益が減るにもかかわらずです。
起業当初のご挨拶の時、小さな会社を応援したいとはおっしゃっていました。
しかしそれで、実際に動いてくれるとは思ってもみませんでした。
この時私は初めて、自分が恵まれていることに気づきます。
自分の仕事を評価してくださり、一助となるべく尽力してくれる。
ただのクライアントがそこまでしてくれることは、普通ありません。
そこから私の考え方が変わりました。
誰かのためにを目的にするのではなく、手段の中に取り組むことで、会社の利益と恩を返す(好意を伝える)ことを両立させる。
この意識を持つことで、クライアントにも部下にも、感謝と謝罪が自然と出るようになります。
感謝と謝罪は、心の底から言うのと表面を繕って言うのとでは、受け手の印象は大きく変わるものです。
良好な関係を築くには、心の底からの気持ちを意識することが大切だと思っています。
3.これからの「はたらき方」について
現在私は、知り合った会社のアドバイザーになることがあります。
別に経営コンサルタントではないので、あくまで知人として相談に乗るくらいです。
同じ業界なら経営にもアドバイスはできますが、他業種ならちんぷんかんぷんですからね。
だから人材に関する相談をメインに、本noteのようなことをアドバイスしているわけです。
これは、私も誰かのために何かをしたいという気持ちの表れ。
ぶっちゃけた話、弊社程度の規模では綺麗事でしかありません。
しかし元々研修が得意なのもあって、誰かのために何かをすることが私の天職なのではないかと、最近思うようになったのです。
お世話になっている方には、「あなたのおかげで今の私(会社)があります」と胸を張って言えるように。
弊社で働いてくれている部下には、「この会社に入って良かった」と言ってもらえるように。
経営者としてはだいぶ甘い部分もありますから、利益との両立が実現できるように成長していきたいと思っています。
4.さいごに
今回は経営者としての私を紹介しました。
ただこの理念は、別に経営者でなくても持つべきものだと思っています。
noteでも似たような記事をいくつも投稿しているくらいですからね。
自社の利益をとことん追求するスタンスも否定しません。
ただ、例えばあなたが転職や独立、もしくは今よりももっと上を目指したいという漠然とした野望でも構いません。
そうなった時、応援してくれる人、助けてくれる人は必要になります。
その存在を作るのは、自分の過去の行いです。
良い行いをすれば良いこととして返ってくるみたいなスピリチュアルな話ではなく、優れた人ほどあなたの良い面に気づいてくれるものです。
私の記事が、何かしらの変化の一助となれば幸いでございます。