特殊な体験をさせると、子どもは思考力が発達しやすい
こんばんは、経営者のこうたです。
このマガジンのフォローが増え、記事も群を抜いて反応がいいため、期待に応えるべく記事を作成いたしました。
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1.特殊な体験とは?
なにもお金をかけて、気を衒ったような体験をさせる必要はありません。
人生において、身近にありながらも割合的に体験する人が少ないようなものを指します。
また、大人の体験率が高くても、子どもの体験率が低いものであれば構いません。
○一例
釣り
海外旅行
地域清掃への参加
キャンプ
博物館
乳搾り体験
クラスに数人は体験していそうなものです。
重要なのは2点。
・物心ついてから体験させること
・小学生中学年くらいまでに複数の体験をさせること
理由ですが、大人で置き換えてみましょう。
学生時代に複数のバイトを経験していると、職場や日常生活でその経験が活かせたことはありませんか?
活かすところまではいかないまでも、知識を披露できたことはあるはずです。
私で言うのであれば、就活失敗、平社員、独立、謀反、起業と、大人の中でもこれだけの要素が重なることは稀です(細かくはプロフィールをご参照ください)。
そしてこの経験が大きくプラスに働いています。
2.子どもは経験が0⇨1の思考に繋がる
子どもの思考プロセスは、時にして大人では理解できない化学反応を起こすことがあります。
しかし子どもは大人と違い、推測や無意識の選択による無から有の思考を生み出すことができません。
無意識の選択とは、大人で言うところの経験による直感です。
人は無意識に選択していることでも、過去の経験と現在有している知能から、確率を高める選択をしています。
子どもは経験から直感することはできても、そこに知能が合わさりません。
ゆえに経験を高めることが直感力を高め、無から有への思考(0⇨1の思考)へと繋がります。
経験が多ければ多いほど、思考の材料が増えます。
どこかでその知識や経験を披露すれば自信に繋がりますし、将来の夢に繋がることもありえるのです。
3.子どもの頃に抱いた夢は強い原動力になる
幼い頃に大きな病を患った子が、大きくなったら医者やそれに準じる職業に就きたいと言うことがあります。
これが漠然と医者になりたいと思うよりも大きな原動力なのは、想像に難くないでしょう。
たとえ目標の職業に就かなかったとしても、それまで蓄積されたことは常人よりも遥かな高みに到達しています。
一方で、サッカー選手になりたいなどはそこまで強くありません。
なぜなら、周りに看過されているから。
独自の経験かつ、他の子どもに看過されていない夢である必要があります。
釣りを経験したからと言って、釣り師になりたいとはなりません。
しかし複数の経験をすることによって、"興味”を持ちやすくなります。
興味さえ持てば、そこから派生して全く別の分野にまで手が伸びるものです。
これは中学生になってしまったら効果を持ちません。
思考が発達していないからこそ、新鮮な情報が体験を通して入ってきて、大人からすれば無意味な思考へと繋がって派生していきます。
そうして思考をする癖が身につき、思考力が増していきます。
同時に、一般よりも異なる思考プロセスを経験することで、大人になっても多角的な思考が身につきやすくなります。
大人にはやや理解しづらい内容でしょう。
しかし、体験させることがいいことだとは知識としてご存知のはず。
今回は、その『体験』をもっと厳密に説明しました。
4.ポイント
実はジャンルが異なるだけで、今回の内容は今までの記事でも同じことをお伝えしています。
こちらでは、様々な経験をさせることが正解だとお話しました。
もっと言えば、短期間で複数の経験をさせるべきだとも。
習い事を複数経験させるのも、思考するきっかけになります。
重要なのは、自発的に様々な思考をさせること。
こちらは大人向けの記事ですが、同じように思考する癖をつけましょうと説明しています。
子どもに思考を強制すると抵抗してしまうので、自発的に誘導させる必要があるのです。
その一つが経験。
その辺の子ども向けの説明も、下記の記事で解説しています。
とはいえ、なにも様々な体験が必須というわけではありません。
本を読んで思考を促すだけでも充分と言えます。
というより、この辺は物心がつく前の生活によって、子どもの性格が異なります。
ジッとしているのが苦手なら体験だし、本を読むのが好きなら知識を与えるだけでもいい。
他の記事でもお伝えしていますが、大切なのは大人が押し付けないこと。
いくつかある方法から、そのお子さんに合った方法を選んでください。