自分は何に喜び、何をしたいのか?初心に返ろう【坊さん日記010】
「自分はどんなことに喜びを感じ、何をしたいのか?」
何においても、突き詰めていくとこの問いにぶつかる。
私は28歳の時に、父が住職として預かる信行寺を継ぐことを決めた。
今振り返ってみると、その決断の理由は、仏教の考え方が好きで、仏教にたずさわることで生きていけることに喜びを感じたからだ。
年月が経つと、その初心を忘れていくように思う。
いま再度、その初心を思い出したいと思った。
自分は、僧侶となり、信行寺の跡取りとなり、どんなことに喜びを感じ、何をしたいのか。