恥ずかしい食べ方をしている時は・・・
自分の食事の仕方が乱れているな
と思っているこの頃。
なぜそう思うかというと、
・口に物が入っているときにお箸を置かない。
・静かな中で食べることができない。
(なので、一人で食事する時がバックグランドに何かしらの音を流す)
・一口が大きく、頬張って食べる。
・早食い。
・食べ終わったお皿が汚い。
ざっとあげるとこういう感じ。
とても恥ずかしいのだけれど、
正直に言って、
こういう食べ方をしています…
特に食べ終わったお皿が汚いと、マインドフルでない自分の心の状態に気づくかな。
明らかに食べ物に感謝していないし、
こうやって食事をいただけることにも
感謝していない。
食事をただの「行為」としか思っていない。
こういう食べ方をする時は、私の場合、
自分の心、ここにあらず・・・
の時です。
前へ前へ
とか
先へ先へ
と視線や思いが先走り、
心がついていかなくて
置いてけぼりになっている状態の時、
心と頭が離れている時、
こんな風にマインドフルでなくなります。
頭で考えることと、心で感じることは違いますよね。
マインドフルとは、
一言で言うと
心をこめるとか丁寧に対応するということ。
私の場合は、それが食べ方に如実に現れるので、
「丁寧に、心を込めて物事を対応することができなくなっているよ」
っていうサインなのです。
そういう時は
頭の中を空っぽにするために、
自分をリセットするために、
一切の不要な音
を生活から取り除きます。
意味もなくテレビをつけていたりなど
常に人工的な音に囲まれていると、
時間が表面だけをうわすべりして、
自分の心に深く気持ちを向けられなくなってしまう
と聞いたことがあるけれど、
まさにそう!!
私の場合は、オンラインのクラスを受けているので、
一言も聞き漏らすまい!!
と、とにかく録画授業を聞きて、
ノートに書いたり、パソコンに打ち込んだりと、
毎日イヤホンが離せません!
そうすると、イヤホンをつけることが癖になって、
電車の中では気晴らしに音楽を聴くためにイヤホン、
ご飯を作る時間も惜しみなくイヤホンで講義を聞きながら・・・
なんてしていると、
ふと気づくと、イヤホンをつけていない時間は
寝る時くらい・・・なんてことになります。
ちょっと大袈裟ですが、
でも、そう言っても過言ではないほど
常にイヤホンを通して
「音」
を聞いているのです。
イヤホンの良いところは、自分と周りの世界を切り離し、
自分の世界に入り込むことができること。
集中できるし、気分転換で音楽を聴きたい時は必需品。
でも、どんなものでもそうですが、
自分自身を乗っ取られないようにしなくては!
自分の恥ずかしい食べ方を見て、
あ、サインだなと気づき、
私の場合は
イヤホンを意図的に外す時間を長くして、
音楽を聴かず、
テレビもつけず、
その時に聞こえる自然の音や人の声を
耳という器官を通して
ちゃんと聞くようにするのです。
聞こうとしないでも
雑然と耳に入ってくる音ではなく、
聴きたいと思って耳を澄ます、
耳の持っている機能を再度確認するという感じかしら。
プレ更年期と言われる時期に
何度もメニエール病を発症し、耳の三半規管のバランスを崩して、
天井がグルグル回って歩けないくらいのめまいを経験しているので、
耳が人よりも繊細なのかと思います。
だから、私は耳を他の体の器官よりも少し丁寧に観察します。
植物療法士の学びの中で、常に耳の前後にあるリンパ管を緩めておくと、
メニエール病を発症しにくいと知り、今ではそのマッサージが毎晩の習慣です。
あとは、体感的に、いつも頭の中に音があると、
自分の小さな体の声や直感を聞き逃してしまう
のです。
そんな時は自分をリセットするために、
「無」の中に自分をおくこと!
毎日イヤホンは欠かせませんが、
自分が乗っ取られてる・・・と感じたら、
一切の人工的な音は聞きません。
そうすると、しばらくして心と頭が歩調を合わせて、
また仲良く同じ方向を向いて、自分を支えてくれる感じがするのです。