こねくと採用で、テスティーの講師採用を改革する。(2023.10.25更新)
テスティーがこねくと採用を推進するワケ
「リファラル採用」という採用手法
そもそも、『こねくと採用』という呼び方はテスティー独自に名付けたネーミングです。
一般的には、企業が自社の社員に人材の紹介を受ける採用手法を
「リファラル採用」と呼びます。
リファラル採用は近年、様々な企業が注目している採用手法でもあります。
リファラル採用のメリットを3つご紹介します。
企業と応募者の間でミスマッチを防げる
今いる従業員と同じ価値観を持つ人材を獲得しやすくなる
採用活動にかかるコストや労力を削減できる
1.「企業と応募者の間でミスマッチを防げる」について。
リファラル採用では、紹介者が応募者の人柄をよく知っている且つ自社の従業員であることから、企業側としては人柄やスキルを把握しやすく、また、応募者もリアルな情報が得られるため、お互い採用後に「イメージと違った」という事態を防ぐことにつながります。
2.「今いる従業員と同じ価値観を持つ人材を獲得しやすくなる」について。
リファラル採用では、「類は友を呼ぶ」ではありませんが、従業員と同じ価値観を持つ人材を獲得しやすくなります。
理念や考え方の点でミスマッチを防ぐことにつながります。
3.「採用活動にかかるコストや労力を削減できる」について。
一般的な採用活動では、求人サイトに掲載する広告の準備や予算など、多くの手間や時間、そしてコストがかかります。
しかし、リファラル採用では今いる従業員から紹介してもらう形なので、採用までのプロセスが簡略化され、人事チームの負担軽減が期待できます。
『こねくと採用』誕生
上で挙げたメリットから、今期、テスティーではリファラル採用を推進していく方針を定めました。
リファラル採用を成功させる上で最も重要なポイントの1つに「制度の浸透」があります。
そこで、まずはリファラル採用のテスティー独自の親しみやすいネーミングを考案することにしました。
すぐに人事チームでネーミング会議が開催され、各々が案を持ち寄ることに。「テスとも採用」「先生になろう採用」「仲間採用」「Link採用」などなど・・・様々な案が出つつも決定打に欠け、ネーミング会議は難航しました。
そんな中、「コネクト採用」というなんのひねりもないネーミングが一番分かりやすくてよいのでは、という案に決まりかけたのですが、『これをひらがな表記にしてみては?』という意見により、早速紙に書いてみることに。
誰でも読めて、内容が直感的に分かりやすい。且つ、テスティーが大切にしたい人の温かみも表現している…!このネーミングに決定しました!
このネーミングのように、温かい人のつながりによって、テスティーが目指す良質なコミュニティづくりの第一歩となればよい、そんな思いが込められています。
こねくと採用で年間100件の応募を目指す
達成するための取り組み
人事チームの13期(2023年3月~2023年2月)の採用目標の1つとして、
《こねくと採用により、年間100件の応募を集める》
という方針を固めました。
昨年の紹介からの応募は年間で22件でしたので、かなり高い目標となりました。この目標を達成するために、まずは制度の整備と周知に取り掛かりました。
整備に関しては、
お祝い金やお礼金の金額、支給のタイミング、応募や申請の手順等、こねくと採用の概要を確定していきました。
周知に関しては、
上述したネーミングの設定をはじめ、在籍講師の友人に共有してもらうための画像の作成などを準備した上でLINEオープンチャットやメールでの継続的な在籍講師への周知を開始しました。
現状のこねくと採用の成果
こうした取り組みの成果もあり、今期のこねくと採用の応募状況としては、現時点で85名の方にこねくと採用を利用してご応募いただいております。(10/25時点)
今期中にあと15件(5件程度/月)の応募を獲得するために、
引き続き、皆さんが利用したくなるような制度を目指して、更に工夫をしていきます。
5年後、99%の応募をこねくと採用で集める
99%の応募をこねくと採用で集めると
来期以降のテスティーの採用ビジョンには、
《5年後には、ほぼ全ての応募をこねくと採用で集める》
という目標があります。
この目標が達成できると、どんなメリットがあるのか。
例えば、応募媒体のみで年間100名を採用すると、年間の予算は400万円かかるとします。
一方、もし同じ100名を全てこねくと採用からの応募で賄えれば、年間でかかる予算は250万円。
年間で150万円のコストカットが実現します。
仮にこの規模のコストカットが実現できれば、
例えば校舎でのイベントや懇親会を会社の費用から援助することも可能になりますし、給与という形で講師や職員に還元することも可能となります。
これからの目標
今期の現状では、
全体の応募数は720件、そのうちこねくと採用の応募は85件で、こねくと採用が占める応募の割合は約11.8%になります。(10/25時点)
まだまだ99%には程遠いですね。
こねくと採用はテスティーの在籍講師の中で浸透されつつあると思われますが、これからは、より
「講師の採用活動は講師全員で行うもの」
という認識を在籍講師の中で強め、潜在的なこねくと採用利用者を掘り起こしていく必要があります。
そのために、今回はこの記事を作成し、在籍講師の皆さんに今後の採用ビジョンを共有させていただきました。
これから新たな施策やその運用を開始していきますが、その時はぜひ、多くの講師の方にご協力いただけるとうれしいです。
おわりに
さて、ここまで長い記事を読んでくださった皆さん、本当にありがとうございます。
「こねくと採用でテスティーの採用活動を改革する。」という強気なタイトルで始まりましたが、もしこれが成功すれば、事業としてもコミュニティとしても、私たちが目指すべきところにより一層近づける施策になります。
講師の皆さんにもぜひ、力になってほしいです。
これからもテスティーは、テスティーの事業拡大のためだけではなく、
テスティーに関わる全ての人のために改革を進めていきます。