炭火キャンプ飯 『お酢たっぷり、酸っぱ辛いレンコン手羽元煮込み』
キャンプで雨になると、普通のタープやテントでは、焚き火料理ができなくなってしまいます。
そんな雨キャンプは、広くて高さのあるテントの前室で涼みながら炭火料理、お酢たっぷりの辛い手羽元煮込みをいただきます。
焚き火台とクッカー
焚き火台は、炭火も得意なチタン焚き火台のOneTigris ROCUBOID、クッカーは、キャンプ料理なら何でもこなせるベルモントのステンクッカーです。
今日の料理
10月に入りだいぶ涼しくなったので、キャンプ飯も鍋や辛いモノが合う季節になりました。
最近ハマりはじめているのがお酢の料理なのですが、肌寒いくらいのキャンプの夜に、エスニック風の酸っぱ辛い煮込み料理が食べたくなりました。
じっくり煮込む辛い味なら鳥の手羽元、青唐辛子と間違わないように慎重にシシトウを選び、シャキシャキした食感が大好きなレンコンを使います。
炭は、OneTigris ROCUBOIDにジャストフィットするオガ備長炭を使い、着火剤で火をおこします。
炭はほったらかしで30分もすれば安定するので、野菜とご飯の準備に取り掛かります。
今回は時間をかけて煮込むので、野菜は少し大きめに刻みました。
お米は約0.6合、クッカー(小)にたっぷりの水で吸水させます。
クッカー(大)に、鳥手羽元、刻んだ野菜、しょうがとにんにくの順にどんどん入れていきます。
そのあとにお酢と味マルジュウを20mlずつたっぷりと入れ、食材がヒタヒタになるまで水を入れたら、輪切り唐辛子を適量振りかけて、準備完了です。
雨が降り続けていますが、使ったテントは前室が高くて広いので、炭火は安全でした。
炭が安定したので、今回は焚き火台とアルストのツーバーナー体制で、料理開始です!
炭火は焚き火よりも熱の入り方が緩やかなので、アルストにはまだ火を入れずに、煮込みが沸騰するのを待ちます。
20分ほどしてフタを取り様子を見ると、じわじわとあぶくが出始めていて、5分もしないうちに地獄ガマとなりました。
このタイミングでアルストに火を入れ、炊飯を開始します。
手羽元を煮込みすぎないように、ときどきクッカーを置き換え、炊飯のクッカーからプチプチと音がし始めたので、仕上げのとろみ上手を振り込んで混ぜ合わせました。
頃合いをみて、手羽元煮込みもご飯も火からおろし、お酢たっぷりの辛い手羽元煮込みの完成です!
手羽元はホロホロで、ちょっと噛むとすぐに骨から肉が取れ、とろみがすっぱ辛さを閉じ込めていて、辛いモノ好きにはたまらないしびれる辛さです。
レンコンとシシトウに酸っぱ辛さがしっかり絡んでいて、どちらも触感がよく、ご飯がどんどん進みます。
少し肌寒いくらいの夜、雨のことは忘れて、お酢たっぷりの辛い手羽元煮込みをご飯にバウンドさせながら完食し、温まって満腹になりました。
ごちそうさまでした
おまけ
今回の鳥手羽元は、富士宮キャンプでいつものお店となりそうなチキンハウス青木養鶏場で購入しましたが、焼き鳥も食べたくなり、ネギ間を4本買いました。
焼き網は、100均の□15cmがこの焚き火台にジャストサイズ、塩を振ってじっくりと焼きながらビールを飲み、雨キャンプの夜を楽しみました。
炭火もいいですね。