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#011 【食事】自閉症への栄養学的アプローチ~親戚相談の対応事例~

こんにちは! Goです!
今回は発達障害(自閉症を抱える姪っ子(14歳)の相談対応についてシェアします。
自閉症やメンタルケアに限らず、
誰もが実践的に取り入れられる方法としての
「食事・栄養療法」×「引き算の健康法」
からの「正しい食品選び」のポイントについて綴ります^^

発達障害の原因には様々な要素があり、
根本的な解決策は調べていてもなかなか
良い事例が見つかりませんでした^^;

現在ある選択肢としては、やはり対症療法や
言語訓練等が主なものでした。
そんな中書籍から近い事例を見つけられたため、
食習慣改善の上で意識するポイントや
食品選びの注意点
と合わせて
日常の食品選択の基準として参考になる
ところがあれば嬉しいです^^

<自閉症への栄養学的アプローチ 3STEP>
①まずは現在地を知ること
有害物質(有害金属)の蓄積があれば排泄してあげること
③そして必要な栄養素をバランスよく摂取すること

まとめると、上記3点に集約されました。

③の「食習慣改善・栄養療法」については、
普段の食生活で”避ける・摂り入れるべき”食品
今回の相談事例に合わせた食習慣改善提案として記載します。

◇自閉症対策としての栄養療法~Go調べ~
【①書籍から参考事例収集
  →「発達障害を治す」から引用】
【②現在地を知るための毛髪ミネラル検査
  →予防医学・分子矯正医学】
【③食習慣見直し提案
  →まずは”やめる”ところを見定め、必要な栄養素に置き換える】

【① 書籍から参考事例収集】

「発達障害を治す」大森 隆史 著

書店で色々読み漁り、
やっと見つけられた改善事例が載っていた書籍でした。
この分野ではまだまだ報告が少なく、
本書の著者も一万件以上の論文と海外の医師との
意見交換の末辿りついた考え方が記載されており、
共感した部分が多かったです。

私(大森Dr.)は発達障害の子どもはもちろん
のこと、子どもたちの脳神経を守るためには、
まず、脳神経が置かれている現在の環境を
理解し、引き算(デトックス)の取り組みと
足し算(遺伝子的栄養療法)の取り組みが
必要と考えています。
これによって子どもたちの本能的な能力に
必要な海馬、偏桃体が守られます。
それに並行して、前頭葉を含めた高次の
脳機能を高める療育的な取り組みが
必要となってくるのです。

デトックスと遺伝子的栄養療法の組み合わせて
 行っている独自の治療は明らかに改善効果を
 見せています。
(p165~p174:症例①~⑦)
→症例④の「なかなか言葉が出なくて、
話ができない」
事例での改善が、
親戚姪っ子のケースと近く参考になりました。
他にも、落ち着きがない、学力が伸びず無表情、
反応や行動が遅い、怖がらず危険なことを平気で
する、すぐに泣きだし、癇癪を起す、こだわりが
強くコミュニケーションが苦手、といった症例の
改善事例報告もあり、脳へのアプローチとして、
「引き算と足し算を組み合わせた栄養学的介入」
の価値を感じました。

 ▼発達障害・自閉症って?

「発達障害」とは、生まれつきの特性で、
「病気」とは異なる。いくつかのタイプに
分類されており、自閉症、アスペルガー
症候群、注意欠如・多動性障害(ADHD)、
学習障害、チック障害、吃音(症)などが
含まれる。
これらは、生まれつき脳の一部の機能に
障害があるという点が共通しており、
同じ人にいくつかのタイプの発達障害が
あったり、同じ障害がある人同士でも
まったく似ていないように見えることが
あったり個人差がとても大きい点が
特徴といえるかもしれない。

【②現在地を知る→毛髪ミネラル分析→戦略立案】

自宅でできる(髪の毛からの)検査キットにより
いまの状態を知り、体外に排泄・体内に摂取
すべきミネラルを明らかにした上での
セルフメディケーション実践プランを立案

  ▼毛髪ミネラル検査って?

毛髪ミネラル検査とは、毛髪中のミネラル量を
検査し統計的解析をかけることにより、
全身のミネラル動態(必須ミネラルの過不足や有害ミネラルの蓄積)を推測する検査のこと。
有害ミネラル(有害金属)の体内蓄積を早期に
発見する方法として非常に有効。
有害ミネラルの蓄積レベルを知り、
その排泄の対策と必要な栄養素
(ビタミン・ミネラル)の補充が重要。

 ▼分子矯正医学って?

分子矯正療法は栄養医学とも呼ばれ、
疾患を治療し健康を増進する方法として、
体内で自然に発生する物質
(例,ホルモン,ビタミン)の最適量を
体に供給することを目的としている。
診断と治療では、栄養に焦点があてられる。

 ▼そもそもミネラルって?

人間の身体の96.7%は、酸素・炭素・水素・窒素の4元素で構成されている。残りのカルシウム、リン、ナトリウム、鉄、亜鉛、銅などの元素を含め、総称してミネラルと呼ばれている。
ミネラルには有害ミネラル必須ミネラルがあり、有害ミネラル(カドミウム、水銀、ヒ素、ベリリウム、アルミニウム)の蓄積や必須ミネラルの欠乏は様々な不定愁訴(不眠・冷え性・抜け毛・肌荒れ・疲労感等)や生活習慣病に関与するといわれている。

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 ▼ミネラルの相互作用
  ・お互いに影響を及ぼし、協力し合っている

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 ▼桶理論
 ・必須ミネラルは相互のバランスも重要である
  (チームで働く)ため、バランスよく補い
  整えることが大切。
 ・バランスが崩れている際には、今回のケース
  ではイライラ・集中力低下、成長・育成・
  学習・情動に悪影響が出てくる可能性がある。

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【③食習慣の見直し提案→まずはやめるところを見定め、必要な栄養素に置き換える】

・引き算の概念-まずは“やめる”ことから-
 ※以下は親戚の食生活を聞いた上での提案
    なので、種類や順番等は気にせずに書いています^^

・野菜ジュースをやめる
・パン(小麦)をやめる
・牛乳をやめる(牛乳は自閉症リスク)
・調整豆乳をやめる、豆乳自体も可能な範囲で控える
 (反栄養素物質・フィチン酸)

 ・野菜ジュースをやめる

 ▼市販の「野菜ジュース」とはどんなものなのか 

 ・パン(小麦)をやめる

  脳腸循環、食事と腸・脳の関係について(今度別で記事にします^^)

  ▼パン(グルテン)を控えることについて 

また、小麦に含まれるフィチン酸はカルシウム、
マグネシウム、鉄、銅、亜鉛などのミネラルと
結合し
てしまうため、これらの吸収を妨げます
さらに、吸収が阻害された二次被害として
栄養欠乏
が起き、デンプンやタンパク質、
脂肪も消化できなくなるということが
起きてしまいます。

 ・牛乳をやめる 

 ▼牛乳は自閉症のリスクに

 ▼子どもに牛乳を飲ませること(内海聡医師記事より一部抜粋)

戦後になって日本に根付いてしまった毒の代表格が「牛乳」ですが、牛乳を子どもに与えるなどということはまさに子供を虐待しているに等しい所業です。これは母乳を与えるなといっているわけではなく離乳してから牛の乳である牛乳を飲ませるという問題について述べています。
「牛乳はカルシウムが多く、健康によい」という常識は、捏造された幻想にしかすぎません。
牛乳の蛋白(カゼイン)は胃腸に非常に負担をかけるうえに、消化管でスムーズに処理されず、いろいろな毒素を出し血液を汚していきます
カゼインは粒子が小さいので、腸の機能が弱っている時には腸壁を素通りして血液の中に入ります。この必要としない異質の蛋白質を摂り入れるとアレルギーが増強します。
また、牛乳にはリンがたくさん含まれるため、骨のカルシウムは溶け出し、それまで体内にあった同量のカルシウムと結びついて、リン酸カルシウムとなって体外に排泄されます。
つまり牛乳を飲めば飲むほど体内のカルシウムが減少して骨が弱くなるのです。アメリカで骨粗鬆症が多いのは牛乳の摂り過ぎからだと考えられていますが、もはやアメリカ人にも食習慣を是正するのは難しいようです。
また牛乳の飲み過ぎによりカルシウムが奪われ虫歯にもなり易くなります。
骨量測定機器で調べると、牛乳をたくさん飲む人ほど骨量が少ないことが多数の研究で証明されています。
また骨の問題だけでなく、ぜんそく、鼻づまり、アトピー性皮膚炎、潰瘍性大腸炎などをおこすアレルギー体質になり易くなります。
知的障害や言葉の遅れ意欲の欠如、カルシウム不足により落ち着きが無くなるなど、精神発達面にも害を及ぼすとされています。
乳製品を摂るなら、餌、クスリ、ワクチン、環境、牧草など生物的な条件をクリアしており、人類の歴史通り発酵した乳製品をベースとして、嗜好品レベルで食べるならまだいいといえるでしょう。

 ・豆乳選び、調整豆乳はやめる

「調整」より「無調整」豆乳の方が良い。
調整豆乳には、飲みやすくするため糖類や
乳化剤、安定剤が多く含まれているため
体にはよろしくない。
また、大豆に含まれる反栄養素物質
(フィチン酸)
は、製造過程で大豆を
浸けた水に移っていくが、市販の豆乳製品
はそれをそのまま使用している製法が
非常に多いため、豆乳を飲むことで他の
栄養素の吸収を阻害してしまう可能性がある。 

 ▼製造工程を見て比較的安心な豆乳は、
  下記リンクのものですかね👀

大豆でも発酵しているもの(お味噌や納豆)は
良いですね^^

<今回のポイント(Go調べまとめ)>

◇自閉症に対する栄養学的アプローチ◇
1.書籍から参考事例収集

2.現在地を知るための毛髪ミネラル検査
3.食習慣の見直し(栄養療法の3STEP)
 ①まずはやめること(INを断つ)
 ②有害金属を排泄する(OUTを促す)
 ③必要な栄養素に置き換え必須ミネラルを
補う
 (
バランスを整える)

②の有害金属の排泄にはデトックス(体内の解毒)が非常に有用です。

興味のある方は、下記フォームからでも直接でも
ご質問いただけたらお答えさせていただきます^^

◇Goのお問い合わせフォーム(事前質問アンケート付き)

今回の姪っ子の場合は、
毛髪ミネラル検査結果を受けて、
そこまで有害ミネラルの蓄積はなかったため、
「食習慣の見直しの①と③」を中心に経過を
見てみようと思っています。
現在は朝食のパンと野菜ジュースをやめ、
バニラ風味のバナナプロテイン
(アミノ酸スコア100の良質な分離乳タンパク)
への置き換えを8月から3週間程続けてもらっています。
今では毎朝好んで飲んでいるとのことで、
少しふっくらしていたお腹がへこんできたとの
嬉しい変化を報告いただきました^^
(自閉症のお子さんは味の好みが非常に分かれる
 ことが多くので心配でしたが、これは美味しく
 飲み続けられているようで安心しています)

”障害が起きた脳は良くならない”という前提の
対処だけではなく、”脳を良くしていくため”に
取り入れられる方法を選択していくことこそが
その方の人生にとって意義が大きいことだと
思います。

今後の変化を別途報告記事としてUPさせて
いただく予定ですので、
今回のケースが他の方の希望になれたらと思います。

最後までご覧いただきありがとうございます!

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