テニス上達メモ006.自己肯定感が低いと、「ゴメン!」「悪い!」が口を衝く
〜12月22日 14:00
▶ミスして練習相手に謝るのは本当に「意味がない」
テニスはミスするスポーツです。
どんな上級者でも、プロでも、少し気を抜けば(気を抜かなくても)、簡単にミスします。
初級者なら、なおさらです。
上手くいくショットよりも、失敗するショットのほうが多いくらいです。
ですから「テニスはミスするスポーツ」だとありのままを確認し、ミスしたあとにも悔しがったりしない平常心を培います。
まして自分がミスしたからといって、練習相手に謝ったりするのは、本当に意味がありません。
自己肯定感が低いとそうなる理由は後述します。
▶ミスは「雨」のようなもの
ミスしたからといって「練習相手に謝ったりするのは、本当に意味がない」、そう思えるメンタリティ。
それは、自然現象で雨が降るのと同じように、テニスはミスが生じるスポーツとする認識だからです。
雨が降ったからといって、「悪い」わけではありません。
ですからプロは練習中、ミスしても、めったに相手に謝りません。
それは後述する練習相手の寛容度を高く見積もるリスペクトでもあります。
少なくとも愛好家が1球ミスするたびに「ゴメン!」「ワルイ!」「スミマセン!」などと言うのとは、違う認識でいます。
うっかり「ゴメン!」が口を衝いて出ませんか?
▶自己肯定感が低いと、「ゴメン!」「ワルイ!」が口を衝く
「ゴメン!」「ワルイ!」「スミマセン!」などと口を衝いて出るのは、「自己肯定感」の低さが背景にあります。
「自分には価値がない」イメージが根底にあるから、「ミスしたらせめて誤らないと、練習相手に失礼だ」などという反応になります。
「過剰な感謝」や「過剰な謝罪」や「過剰なへりくだり」や「過剰なあいさつ」や「過剰な笑顔」などは、一見すると「いい人」「やさしい人」のような印象を受けるかもしれないけれど、自己肯定感の低さに由来しています。
▶自分を肯定できないから、人に肯定を求める
そこまで、しなくていい。
しかしそうせざるを得ない人の内実はといえば、人に気を遣いすぎて、人に振り回されて、自分の気持ちないがしろにして、疲れ切っています。
そこまでしないと、人に認めてもらえない、自分を認められない思い込みがある。
自分を自分で肯定できないから、人に肯定してもらおうとする。
しんどいです。
▶隣にいてくれるだけで「安心する人」
何もしてくれなくても、隣にいてくれるだけで安心する人がいます。
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11月22日 14:00 〜 12月22日 14:00
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