平鍋野駆

ここでは、趣味のナイフ制作について記していきたいと思っております。続けられるかな。

平鍋野駆

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最近の記事

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5本目 ペティナイフ制作①

5本目にて、ついに鋼材から作ってみることにしました。まずはナイフを作る前に簡単そうな包丁に挑戦してみることに。(ペティナイフがちょうど欲しかったということもあります。) では今回のコンセプト。 使いやすさ重視。薄くて切れる鋼材を使う。 タングとハンドルの間にスペーサーを入れる。 ブレードに自分のマークをいれたい。 ハンドルにもっと艶を出したい。 鋼材は迷ったすえに、10C28Mo2というものを使うことにしました。日立のカミソリ用に作っていたcromo7という鋼材と

    • 6本目 スピア風小ナイフ

      ペティナイフで使った鋼材のあまりがあったので、小型ナイフを作成することにしました。 今回のテーマは、 ・ハンドルに2種類の木材を使用する ・テーパーをつける ・レザーシースの制作 の3つとします。 ハンドルは黒檀と、月桂樹を使用することにしました。月桂樹は庭の木を剪定したものから切り出しました。スペーサーは赤を選択。 テーパーもつけてみました。小さいので思ったより大変ではなく、あっさりしあがりました。で、これが完成品です。 無事完成!しかし、ひとつ大失敗をしました。

      • 5本目 ペティナイフ制作③マーク入れ

        マーク入れですが、そもそもどういう方法で鋼材に色をいれているのかについて調べてみたした。 わかったことは、印刷のように色素をのせるという方法ではなく、塩酸などで腐食させて形を描く方法が一般的といことでした。 つまり銅版とかのエッチングと同じ方法ですね。電圧をかけて電解液で腐食させる方法が良いようです。 これを電解エッチングというようですが、これができる機械も売っていました。 なるほど、高い! これはちょっと手が出ないので自作でなんとかなるかためしてみることにしました。 ま

        • 5本目 ペティナイフ制作②

          だいたいの刃つけもして、ピン穴も開けました。ちなみにピン穴は、最初電動ドリルであけるつもりでしたが、試してみて無理だと判断。どうしても斜めになってしまう。 治具を作ってなんとかしようとも試みましたが、挫折しました。やはりボール盤を使うしかなさそうです。 どうせならボール盤はデカイの欲しかったのですが、諸事情にてちょっと小さめの(ケニス 小型ボール盤 DP-2250R)を購入しました。 トルク調整ができないのが難点ですが、今のところ最大6ミリの穴まであけましたが問題なく使え

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        5本目 ペティナイフ制作①

          4本目 がまかつナイフリメイク

          は工作用の小ナイフが欲しかったので、釣り用ナイフのブレードを切り出してリメイクすることにしました。 鞘のふたを親指で開けやすいようにし、鉛筆立てに置けるように細身の形にしてみました。 コイツも、ローズウッドにしました。問題は表面処理なのですが、いろいろ調べた結果、自然由来のオイルで処理してみることにしました。もちろんニスでもなんら問題はないと思いますが、メンテナンス性と艶の自然さで選択。ホームセンターにあった柄油を購入してきました。(ホームセンターにオーガニックオイルはこれ

          4本目 がまかつナイフリメイク

          2本目 モーラナイフリメイク②

          ヒルトは真鍮ブロックをヤスリで削りだして作ることにしました。ネットでみると、青い塗料で塗って針で引っ掻いて目安の線を引いている。専用の塗料のようですが、手元に青いマジックがあったのでそれで代用することにしました。が、すぐになぜ専用塗料があるかわかりました。マジックだと、ヤスリから発する摩擦熱で気化するのか何かわかりませんが、すぐに消えてしまうのです。塗っては消し塗っては消しであまりにもめんどくさいので、専用の塗料買うことにしました。 これは買って正解でした。塗ってすぐに乾く

          2本目 モーラナイフリメイク②

          3本目 モーラナイフリメイク①

          ナイフ作りが楽しくなってきたので、きちんと鋼材を買って、1からつくってみたくなってきました。 もう少しスキルアップしてからチャレンジしたほうがいいなと考え、余っていたナイフがあと2本あったので、それらを勉強がてらリメイクしてみることにしました。 まずはカーボンのモーラナイフがあったのでコイツをばらし、ヒルトありのナイフにリメイクしてみることにしました。ヒルト、という構造物を自分のスキルで制作できるものなのか試してみたかったのです。 ホームセンターで真鍮ブロックが売っていたの

          3本目 モーラナイフリメイク①

          2本目 果物ナイフリメイク

          出刃ナイフで味をしめた自分は、釣り用に使っていたスーパーで買った果物ナイフをリメイクしてみることにしました。 そこで今回の挑戦として、ブレードに穴を開け、カシメピンでハンドルを固定することでした。ブレードの形を整え、いざドリルで穴を開けようと、電動ドライバーに3mmのドリルをつけ、DAISOのクランプでブレードを固定し、ドリルの先端を薄いステンレスの板に押し当てました。なるべく電動ドライバーを垂直になるよう体全体を使い、グッと力入れてトリガーを引いたのですが、これが穴があか

          2本目 果物ナイフリメイク

          サラリーマンの横浜ナイフメイキング

          小出刃のナイフ 初めてのナイフメイキング1神奈川県横浜在住のヒラナベと申します。中学生の娘がいる勤め人です。ナイフメイキング一年目の初心者ですが、自分用のメモとしての兼ね合いもかけて、ナイフ制作においてのもろもろを書き留めておこうと思います。  ナイフ制作は今年からはじめたズブの初心者です。基本鉄工ヤスリにてシコシコ削るスタイルで制作しています。やってみると面白いもので、やらなくてはいけない、しかし、やったことがない作業が次々と発生し、試行錯誤の末なんとかそれらをクリアして

          サラリーマンの横浜ナイフメイキング