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【山の心得】~夏冬マインド編~

こんにちは!ミズです!!

本日久々に雨を見た気がします・・・。
名古屋から内陸部に引っ越して田舎暮らしを始めたため、最近は雨を見る機会がめっきり減りました。

そう、基本的に雨の代わりに雪が降るのです。

都心部に住んでいたころは、雪が降ると白銀の世界に心を躍らせながらも、部屋でぬくぬくと外の景色を眺めるのが好きでした。
しかし、それが日常になると、ありがたみよりも不便さを感じることが多くなります。車を走らせても雪道に気を遣うばかりで、雪に対する喜びは薄れました。何事もそうですが、慣れてしまうと「当たり前」になり、喜びやありがたみを感じなくなるものです。
自分の身の回りで「当たり前」になってしまっているものがないか、雪を眺めながら改めて考えさせられました。

さて、あなたにはメンターはいますか?

メンターとは、成長や課題解決を導く信頼できる助言者のことです。
困ったときや相談したいときに、何でも話せる相手のような存在といえるでしょう。
会社の上司や友人、あるいは趣味仲間がメンターになることもあります。

メンターがいることで生活が成り立っている、と言っても過言ではありません。という方もいらっしゃるでしょう。
メンターは心を落ち着かせ、人生をポジティブな方向へ導いてくれる力を持っています。
推し活をしている方にとって、推しがメンターになることもあるでしょう。

メンターは視野を広げ、目標達成の道筋を明確にする手助けをしてくれる存在です。彼らの失敗談や経験からは、自分自身が同じ過ちを犯さずに済む貴重な学びを得ることができます。
また、精神的な支えとしての役割も果たし、適切なフィードバックや励ましによって前進する力を与えてくれます。

ただ、
「メンターが必要だとは思うけど、なかなか出会えない」
という方もいるでしょう。
そんなときは、自分自身がメンターになれる可能性を考えてみてください。
例えば、過去にSNSで発信した内容や日記を振り返ることで、自分の成長や考え方の変化を見直すことができます。
これが「自分自身がメンターになる」という考え方です。

僕は去年の夏頃から「10年日記」と言うものをつけ始めました。
この日記は、例えば2025年1月15日の日記を書いたときに、その下に2024年1月15日が表示され、その下に2023年1月15日の日記が表示される仕組みになっています。(アプリの場合ネ!)
僕の場合はまだ1年も経っていないため去年の日記は表示されませんが、今年の夏頃にはようやく1年の振り返りができるようになります。
1年間で自分がどのように変わったのかを見直すだけでも、新しい気づきが得られるでしょう。
また、1年未満のうちはランダムに過去の日記が表示される機能もあり、これが意外と面白いんです。
本日2025年1月15日の下には、2024年10月20日の日記が表示されていました(どうやら2024年の10月20日は恵那山を登っていた様です。既に懐かしい。)

ちなみに日記は日課を行ったかどうかをメモするのにも非常に役に立ちます。薬(常用薬)を飲んだか覚えてない時って多く無いですか?
「今日飲んだっけ・・・」と思う事なんかしょっちゅうです。
なので僕は日記に「薬OK!」と毎日一言を書くようにしています。
他にも「筋トレOK!」や「SNS更新OK!」等にも使います!

この10年日記は、ただのメモや記録ツールにとどまらず、振り返りを通じて自己成長を見つめ直すメンターのような存在です。
メンターがいる方も、いない方も、自分を振り返る一つの手段として10年日記を始めてみてはいかがでしょうか?それが、未来の自分を導く貴重な財産になるかもしれません。

「今」が最速で1年後に振り返りのできる若い日ですよ!

10年日記は手帳でもアプリでもありますので、自分に合った物を是非。
※アプリは広告出ますが無料で使えます。


【山の心得】~夏冬マインド編~

ということで、今回は夏山と冬山の違いについて記事にしてみたいと思います。
実は、先日夏山感覚で冬山に挑んだ結果、ピークハントもできずにとんぼ返りとなってしまいました。
その反省を込めて自分に向けても書いておりますので、ぜひご覧ください!

夏山と冬山の違い:登山者が知っておくべきポイント

夏山と冬山では、気候や環境、装備、体力管理に大きな違いがあります。
初心者から上級者まで、それぞれの山に応じた準備をしっかり行うことが安全な登山の第一歩です。
以下では、夏山と冬山の違いを3つの視点から詳しく掘り下げていきます。


気候と環境の違い

夏山の特徴
・温暖で快適な気候
:夏山では気温が高く、動きやすい環境が整っています。ただし、高山では急激な天候変化や午後の雷雨に注意が必要です。
・豊かな自然:夏山は新緑や高山植物が楽しめ、鳥のさえずりや風の音など自然の息吹を感じられるのが魅力です。
・日照時間の長さ:日中が長いため、登山計画に余裕を持たせやすく、明るい時間帯に行動しやすいという利点があります。

冬山の特徴
・寒冷で厳しい気候
:気温が氷点下を下回ることが多く、特に風が吹くと体感温度が一気に低下します。防寒対策が必須です。
・雪と氷の世界:冬山は雪景色や霧氷が美しく、特に晴れた日には白銀の絶景が楽しめます。しかし、滑落や雪崩のリスクも伴います。
・日照時間が短い:冬は日が暮れるのが早く、行動時間が制限されるため、計画的な行動が求められます。

環境の違いによる注意点
夏山では暑さによる熱中症のリスクが高いため、こまめな水分補給と帽子が欠かせません。
冬山では低体温症や凍傷を防ぐための適切な防寒具や行動計画が重要です。


装備の違い

夏山の装備
・軽量化が可能
:夏山では防寒着や冬山特有の装備が不要なため、ザックが軽くなり、行動の負担も軽減されます。
・防水対策が必要:夏は雷雨や突然の雨が多いため、レインウェアや防水ザックカバーが必須です。
・紫外線対策:夏山では日差しが強いため、サングラスや日焼け止めが欠かせません。

冬山の装備
・防寒具が不可欠
:ダウンジャケットやインナー手袋、ネックゲイターなど、寒さに対応する多層的な装備が必要です。
・雪山専用ギア:アイゼン、ピッケル、スノーシュー、ゲイターなど、雪と氷に対応する装備が求められます。
・緊急用具の充実:雪洞を掘るためのスコップや、ツェルト(簡易シェルター)が必需品です。

装備の選び方のポイント
夏山では軽量性と通気性を重視した装備を選び、快適な行動ができるようにしましょう。
冬山では保温性と防風性に優れた装備を揃えることが重要です。重さよりも安全性を最優先に考えましょう。


ペース配分と体力管理

夏山でのペース配分
・軽快に進める
:夏山は雪や氷がないため、比較的スムーズに歩けます。ただし、暑さで体力を消耗しやすいので、適度な休憩が必要です。
・水分補給の重要性:夏は発汗量が多くなるため、こまめな水分補給が欠かせません。塩分も一緒に摂ると熱中症予防に効果的です。

冬山でのペース配分
・慎重な行動が必要
:雪や氷の影響で足元が滑りやすく、夏山よりもペースが遅くなります。特にアイゼンやピッケルを使用する場合は、歩行技術が求められます。
・エネルギー消費が激しい:冬山では寒さにより体温維持に多くのエネルギーを使います。高カロリーの行動食を携行し、適宜エネルギー補給を行いましょう。
・短時間の休憩:冬山では体が冷えやすいため、休憩時間は短くして行動中の体温維持を心がけることが大切です。

ペース管理のコツ
夏山では無理せずこまめに水分補給をしながら、適度なペースで進みましょう。
冬山では体力温存を考えつつ、無理のない範囲で慎重に歩を進めることが重要です。


心理的な違い

夏山の心理的影響
・解放感が大きい
:夏山では緑豊かな景色や明るい日差しの中を歩くため、気持ちが開放的になりやすいです。鳥のさえずりや川のせせらぎなど、自然の音が癒しを与え、ストレス解消効果も期待できます。
・安心感がある:気温が高く、雪や氷といった要素がないため、滑落や低体温症などのリスクが比較的少なく、心理的な負担が軽いのが特徴です。
・過信のリスク:一方で、快適な環境ゆえに注意力が散漫になりやすい点が挙げられます。特に暑さによる脱水症状や熱中症には十分な注意が必要です。

冬山の心理的影響
・緊張感が高い
:冬山では寒さや雪崩、ホワイトアウトなどのリスクが常に伴うため、心理的な緊張感が求められます。この緊張感は集中力を高める一方で、疲労を感じやすくする要因にもなります。
・達成感が大きい:厳しい条件下での登山は、登頂したときの達成感や充実感が特別です。この達成感は、冬山ならではの魅力といえるでしょう。
・孤独感や不安:冬山は登山者が少なく、視界が悪くなることも多いため、孤独感や不安を感じることがあります。計画的な行動と仲間との連携が重要です。


注意点とリスク管理

夏山の注意点
・熱中症対策
:夏山では、気温が高いため熱中症になりやすいです。帽子を被り、こまめな水分補給を心がけることでリスクを軽減できます。
・午後の雷雨:高山では午後に雷雨が発生しやすいため、早めに行動を終えることが基本です。また、天気予報を確認し、行動中も空模様の変化に注意を払いましょう。
・滑りやすい道:夏山では雨後に登山道がぬかるむことがあります。滑りにくい靴を選び、慎重に歩きましょう。

冬山の注意点
・低体温症と凍傷
:冬山では体温低下による低体温症や凍傷のリスクが高いため、防寒具や予備の衣類を必ず持参し、適切な休憩を取りながら進むことが重要です。
・雪崩のリスク:雪崩の危険性がある地形では、事前の情報収集と装備が必要です。雪崩ビーコンやプローブ、スコップを携行し、危険地帯を避ける計画を立てましょう。
・ホワイトアウト:視界が完全に失われるホワイトアウトは方向感覚を奪います。コンパスやGPSを活用し、しっかりとルートを把握して行動することが求められます。


両者の魅力

夏山の魅力
・初心者に優しい環境
:比較的手軽に始められるのが夏山の魅力です。装備が軽量化できるため、体力に自信がない方でも気軽に挑戦できます。
・自然観察が楽しい:高山植物や野鳥など、夏山ならではの自然の豊かさが楽しめます。
・家族連れでも楽しめる:短時間で登れる山や整備されたコースが多く、小さな子どもと一緒に楽しめる場所も多いです。

冬山の魅力
・特別な達成感
:過酷な条件を乗り越えて達成する登頂は、冬山ならではの喜びです。
・幻想的な景色:雪景色や霧氷、凍りついた滝など、冬山の風景は夏山では味わえない美しさがあります。
・静けさを楽しめる:冬山は登山者が少なく、静寂の中で自然と向き合えるのも魅力です。


まとめると

夏山と冬山は、それぞれ異なる魅力と特徴を持っています。
夏山は比較的手軽に楽しめ、解放感が大きい一方で、冬山は厳しい条件下での挑戦という特別な体験が得られます。
どちらを選ぶにしても、事前の準備や装備、計画が安全な登山の鍵です。
季節ごとの山の魅力を楽しみながら、自分に合った山を選んで挑戦してみてはいかがでしょうか?

再度になりますが・・・。
登山をやられる方は「何かあった時に・・・」10年日記を書くのも良いなと思いました・・・(縁起でもない!笑)

「今」が最速で1年後に振り返りのできる若い日なので、2025年1月からの新年目標に是非!


という事で今回の【山の心得】は
「夏山と冬山で切り替えましょう!」
と言う事に関して記事に致しました。

今回も最後までご拝読頂きありがとうございます!

また次回もご拝読頂けると幸いです。!

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前回の記事はこちらになります!
【山の心得≪78≫】~百名山を狙おう編~

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ミズ
ここまで読んでいただき本当にありがとうございます!あなたの応援やご意見が僕にとってとても大きな励みになっています!共に成長し、前に進んでいけるようこれからも努力しますので、今後ともぜひよろしくお願いします!