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【山の心得】~高度順応と高山病編~

こんにちは!ミズです!!

台風10号が接近中ですね!
今回の台風は、もともと東海地方から上陸して東よりに向かう予定でしたが、8月26日現在、かなり西よりに予報が変わっており、九州の鹿児島から上陸してそのまま日本列島を縦断する予報に変わっています。
九州上陸は29日木曜日、31日土曜日には東北地方に行き、温帯低気圧に変わる予報となっています。
台風の進路が変わったことと、速度が非常に遅いこともあり、当初の予定から各地への予報が2日~3日変わってきています。(想定より遅れています。)
現在、長野県でテント生活をしておりますが、撤収のタイミングに非常に困っています。。。
もともと27日火曜日の夜から台風がキャンプ場をかすめる予定だったので、本日(月曜日)に半分撤収して、残り半分を明日の午前中に撤収する予定でしたが、直撃は30日金曜日に予報が変更されています。
公共交通機関がストップするなど、全国のいろいろなところに影響を与えそうです。イベント屋さんも全国各地で中止公演が続いているようで、嘆きの言葉が聞かれます。
夏休み終了前最後の休日を潰されてしまうのはたまらないかもしれません。
夏祭りやレジャーなどの予定を組んでいた方も多く、経済への打撃も心配です。先日も地震の際に記載しましたが、日本は災害大国なので、しっかりと災害対策はしておきたいですね。
「災害対策」という点で、登山はとても良い趣味です。
登山という趣味自体が災害対策になっています。
バーナーや浄水器、アルファ米やシュラフ、テントなど、すべてが有事の際に役に立ちます。
その点で岳人は、常に緊急時の備えをしていると言っても良いかと思います!水問題に関しても「〇〇に行けば水が湧いている。」と知識がたまっていき、有事の際に役立つ情報であることは間違いないですね。
常にパッキングしておけば、有事の際はリュック一つ抱えてすぐ逃げられると思いますので、「有事用パッキング」、ぜひご検討ください!


【山の心得㉝】~高度順応と高山病編~

富士山

・安全な登山のために知っておきたいこと

という事で、今回はタイトルの通り記事に致します。
もうすぐ富士山の夏山シーズンが終了するかと思いますので、今回、このタイミングで高山における体の変化と対策に関して記事にしたいと思います!

高地登山において、高山病は誰にでも起こりうるリスクです。
標高が上がるにつれて酸素が薄くなり、体がその環境に適応するための時間が必要になります。
このプロセスを「高度順応」と呼び、これを正しく行うことが、安全で楽しい登山のとなります。
本記事では、高山病の基礎知識から、高度順応を効果的に行うための方法までを詳しく解説します。

・高山病とは?

高山病は、標高が高い場所で酸素不足により体が適応しきれずに発症する病気です。
症状には、頭痛、吐き気、めまい、疲労感、さらには意識障害や肺水腫などの重篤な状態も含まれます。
一般的に、高山病のリスクが高まるのは標高2,500メートル以上で、富士山のような日本の高山や、アルプスなど海外の山々でも注意が必要です。

高山病が発症しやすいのは、急激に高度を上げた場合や、体力が低下しているとき、あるいは水分補給が不十分な場合です。
特に、普段低地で生活している人が高地に短期間で移動すると、体が酸素不足に対応できずに発症しやすくなります。

・高度順応の仕組み

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