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治療方法を大枠で捉えてみた★コロナ後遺症の治療

見てくださってありがとうございます!さーやです。わたしはコロナ後遺症で2022年5月から休職しています。

後遺症を通して、学んだ生き方や考えたことなど、誰もが共感できる記事づくりを目指しています。

今日は、コロナ後遺症治療を大枠で捉えて書いてみました。


1.はじめに

まず、はじめに、現在のわたしの通院です。

後遺症外来では、なにも治療を受けていません。慢性疲労症候群の診断もされましたが、慢性疲労症候群の治療も自己判断でやめました。

耳鼻科やカウンセリング、鍼灸、美容皮膚科(グルタチオン点滴)で治療を受けています。あとはセルフケアです。

このような状態に落ち着いたのは、有名な治療をひととおり試した結果です。


2.コロナ後遺症治療の前提

コロナ後遺症のメカニズムはある程度分かってきているものの、完全にわかっているわけではないです。

そのため、治療方法にも諸説あります。癌でいうところの「標準治療」はなく、後遺症外来に行っても、先生によって方針が違ったりします。

実際、4箇所の後遺症外来に行きましたが、先生によって治療方針はバラバラでした。

また、病院で受けられる治療だけでなく、多くの患者さんが効果を感じる治療法がたくさんあります。

癌でいうところの「民間療法」に近いと言えるかもしれません。


3.コロナ後遺症治療を大枠で捉えてみた

わたしは、コロナ後遺症治療を治療目的別にとらえて、治療方法を選択しています。

①抗酸化&血流改善系
②炎症をおさえる系
③自律神経系

病院で受けられる治療でいうと、①の代表は、グルタチオン点滴+ビタミンC点滴。②の代表は、西洋薬やBスポット療法。③の代表はインスピグス。

病院以外の治療(栄養療法、鍼、温泉、漢方、サウナ、サプリ、呼吸法、腸活、、、など)は、①〜③を満遍なく抑えているイメージです。

※病院は西洋医学で成り立っているので、目的がはっきりしているのがよくわかります。面白いです。※


4.治療を大枠で捉えることのメリット

わたしが、治療を大枠で捉えるようになったのは、そうした方が療養しやすかったからです。

目的を意識していないと、手段(治療)が目的になってしまいがちです。また、決まった治療法以上の応用がきかず、手段が限られてしまいがちてす。

けれど、目的に応じて治療を選んでいると考えると、いろいろな手段を考えることができます。

たとえば、「炎症を抑えるために、Bスポット療法に行っているけど、炎症を抑える効果のある食事も試してみようかな!」「自律神経を整えるために、インスピグスにこだわる必要はないよね。サウナにいったり、日光浴をしてみよう。友だちにも時々は会ってみようか!」「血流をよくするために、半身浴をしてみよう!マッサージもいいな。」など。

だんだん、自分が主体的に工夫することが格段に増えてきました。


5.いろんな治療を試した結果

そうして、自分でいろんな治療をためすようになってからは、治療を主治医任せにすることがなくなりました。治療したあとの変化を自分なりに分析して、自分でカスタマイズする意識をもつようになりました。

たとえば、症状を点数化したり、悪くなった時は悪化因子を探したり。

その結果、治療にはメリットもあるけれど、デメリットもあるということがわかってきました。また、自分の身体で処理できる以上の治療をしても、効率が悪いし、治療に振り回される毎日になってしまうと感じるようになりました。

そして、効果があると言われる治療の中でも、自分に合わないと思うものをやめるようになりした。

たとえば、病院で出された薬、イベルメクチン、サプリ、K漢方、グルタチオン点滴(頻度を減らした)など。

医師や多くの人が「効果がある」という治療をやめるのは、正直、怖かったです。けれど、結果的には体調が安定しました。いまも、すこーしずつ、ゆっくりてますが、大きな停滞はなく、よくなってきています。

結局、ネットで流行っている治療は、わたしにはなにひとつあわず。むしろ、悪化しました。

わたしの場合は、Bスポット療法、温泉、サウナ、鍼、官足法、栄養療法、マインドフルネス、、、などの昔からある治療や健康法があっていました。


6.悪質な治療には注意

こんな経緯があり、「有名な治療、話題の治療、はやっている知識がすべてじゃない。自分を治療に合わせるのではなく、自分が治療を選びたい。」いまは、そんなふうに思っています。

むしろ、有名な治療、話題の治療、はやっている知識は、仕掛け人が必ずいるので、怪しんでいます。

病院はともかく、東洋医学系で、積極的に後遺症のことを発信している人は正直要注意だと思っています。

というのも、腕のいい治療者であれば、新規顧客を獲得する必要も暇もないからです。

だから、東洋医学系はとくに、後遺症患者にあまり知られていなくて、自分の身体に必要そうなものを探すようにしています。いろいろ発見があって、おもしろいです。


7.最終的に至った境地

人体って不思議で、課題に対してのアプローチなんて、山ほどあるんだな〜と感じるようになりました。

そして、どんな病気と闘うにしても、基礎体力というか、治療を受ける身体の力が必要なことに気づきました。

いい治療法があっても、身体の処理能力がないと処理できません。結局、土台となる免疫力向上と体質改善がなにより大切なような気がしている今日この頃です。


8.さいごに

よいか悪いかは別として、わたしは、コロナ後遺症治療の最新の情報をあまり気にしていません。それは、多くの研究がなされていますが、そのほとんどが仮説で、日々情報が変わっている状況だからです。

知識なんて増やそうと思えば増やせるし、仮説も含めて情報収集すれば、終わらないくらいの情報があります。

けれど、たくさんの治療を試して気づきました。

大切なのは、生活にいかに落とし込むか?身体はひとつ。内臓で捌けるサプリや食事の量は限られているし、精神的にストレスなく続けられるかどうかも大切。深追いして調べて、脳疲労を起こしてしまうのも勿体無い気がします。

だから、細かいメカニズムとかエビデンスとか症例とかは勉強せず、ただ、効果があると言われていることを無理のない範囲で試してきました。

長い時間をかけて、自分に合う治療を見つけ、いまは、いろんな治療を満遍なく組み合わせ、身体の状態全体を底上げするようなイメージで過ごすようにしています。

これからも、新しい病気だからこそ、普遍的に人体に有益だと言われている治療法や健康法を大切にしていきたいと思っています。

そして、肩の力をぬいて、治療に振り回されず、自分のこころと身体が喜ぶ生活をできたらいいなと思います。

見てくださって、ありがとうございます。

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