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日本人のアイデンティティ vol.7「赤信号、皆で渡れば怖くない」
今から約30年前の1980年、日本では「赤信号みんなで渡れば怖くない」という言葉が流行語となった。当時活躍していたツービート(映画監督としても有名になったビートたけし(本名:北野武)とビートきよしによる漫才コンビ)が流行らせた懐かしいギャグ。
流行した背景には、日本人には「みんなでやる」こと自体に価値を見出すことがある。
集団心理を皮肉った言葉ですが、重要なのは,今回のような心理学の知識を知り,普段の自分の生活の中で活用していくことです。心理学の知識により,物事を客観的に観ることができ,冷静な対処ができるようになります。この記事を読んだことをきっかけに,ただ同調するのではなく,同調すべきかを見極める力を養うように。
日本人は何事も集団で行動することを良しとしますが、これは太古からの引継ぎから生じたのではないでしょうか?
農耕民族、集団で行動する、封建社会での役割分担、上下左右の人間関係
等々色々あります、今一度身辺整理した方が良いですね・・・。
日本人は集団主義なのか?
日本人が第二次大戦中にとった集団主義的な行動は、外敵の脅威に直面した
ときに人間集団がとる普遍的な行動であるにもかかわらず、「集団主義的な文化」の証左であると解釈されてきたのは何故なのだろうか? その理由は、「対応バイアス」という思考のバイアスだということが明らかになった。
「対応バイアス」というのは、「人間の行動の原因を推定するとき、外部の状況を無視して、その行動と対応する内部の特性(たとえば、「集団主義的な行動」と対応する「集団主義的な精神文化」や「国民性」)が原因だと解釈してしまう」というバイアスである。『日本人は集団主義的』という通説は誤りhttps://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/press/p01_200930.htmlより
この説が正しいか否かは分かりませんが、確かに日本人は○○だ!とする説
には問題があります、だってあくまで感覚的な話しでお国のプロパガンダかも?
まあ学説的&国家を論じる上では決めつけて、だから××・・・と決めつける
のは早計かも知れません、特に最近では一般的に言われている集団優先論や
没個性集団で長いもの巻かれる風潮なんてなくなりつつあると感じます。
今は「赤信号、皆で渡れば怖くない」ではなく「赤信号でも止まらず自己都合で暴走する人が多過ぎる!」と言い換えたい気分であります。
色んな暴走がありますし、「個人主義=暴走」じゃないですからね・・・。