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演劇『幕末疾風伝・壬生狼』の感想~やはり舞台は難しい~

皆さんは人生の中で演劇を観に足を運んだことはあるだろうか? 自分は初めての体験だった。 ということで、池袋のあうるすぽっとという場所で行われている舞台『幕末疾風伝・壬生狼』を観に行ったのだが、残念ながらあまり面白くなかった。 なので演劇の途中休憩で席を立ってしまった。(これは腰が痛かったのもあるけど) 今回もちょっとネガティブめの感想になるし、最後まで観劇していないという点を前提の上でこの感想をご覧いただきたい。 先にまず、この演劇のいろいろについてご紹介。 あうるすぽ

    • アンチヒーロー しょうもなさすぎ問題

      ※二話の半分くらいまでしか見てない感想です。 このドラマあまりにもしょーもなさすぎ。 二話見ただけでもわかる話の浅さ・クオリティの低さだった。 自分のエンタメ分析の後学のため、何故そう感じたかについてをここに記しておこうと思う。 アンチヒーローがつまらない理由①話の流れがそもそもわかりにくい 一番ダメなポイント。一話の半分以上を見てもこのアンチヒーローというお話が「弁護士が殺人犯を弁護する話」ということしかわからない。 これがどのように問題かということを説明する前に

      • 離婚しようよ 感想~良くも悪くも日本のドラマはこんなもん~

        『離婚しようよ』はネットフリックスシリーズのドラマ。 点数は50/100 正直、あまり見る価値はないかも… ~寸評~ かなりチープな作品で作者が何を見せたいのかよくわからなかった。これといった盛り上がりもなく見所もなかったが、所々に挟まるギャグシーンのキレもあって何となく最後まで見ることが出来た。 ~問題点~ ・唯の浮気相手である恭二との出会いが適当すぎ 道ばたで出会ってぶつかったのが出会いのきっかけって女子中学生の書いたラノベか? ・恭二のキャラ付けが適当すぎ

        • 葬送のフリーレンってわざとガバガバ世界観で作られているんだよね。

          皆さんご存じ、今をときめく葬送のフリーレン。あの鬼滅の刃に並ぶべく、小学館の威信を賭けて作られたこのアニメだが・・・ 正直世界観が適当すぎないか? と見ていて百回くらい感じさせられる。 例えば一時期SNSでも話題にあがったハンバーグという単語。 その語源はドイツのハンブルクという都市の名前ということらしく、「じゃあフリーレンの世界にもハンブルクがあるんだな?」なんて野暮なことは言わないが、実際に見ていて「うーん」という気分にさせられた。 一般的にファンタジー作るに当たっ

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          麻雀界という才能のない世界では誰もがスターになれる

          麻雀界ではどんな人間でもスターに仕立てることが出来るのではないか? そういう意味で麻雀界というのは凄い可能性を秘めているのではないか? などと思ったのは、Mリーグを視聴している最中のことだった。 Mリーグと言えば、麻雀界最大にして最高の舞台だ。 日夜『トッププロ』たちが鎬を削るこの世界で、野球などのスポーツや将棋などの頭脳ゲームと同じように、選手たちは日夜麻雀の研究に明け暮れ、実戦では一牌の後先に心血を注ぐ―― ・・・というわけはなく、Mリーグは残念ながら別に強くもな

          麻雀界という才能のない世界では誰もがスターになれる

          実は水星の魔女2期には不安材料がある…!

          水星の魔女とはご存じの通り最新のガンダムアニメ作品だ。 この作品はここまでのストーリー展開の中で、既存のガンダム作品とは一線を画す流れを作り出すことで一躍SNSの話題をさらった。 例えば女子高生が主人公だったり、学園恋愛ものだったり、百合展開だったり、プロポーズだったり。 かなりヒキが強くて毎週話題を作るのが上手かった。故にその二期にも当然期待が集まっているわけだが、しかし個人的にその先行きにかなり不安を感じている。 それは何故か。 結論から述べてしまうと、水星の魔女は

          実は水星の魔女2期には不安材料がある…!

          チェンソーマン2部は何故イマイチなのか?

          この問題に関して理由はかなり明確だ。 というのも2部には1部のよさが欠けているから。 そもそもじゃあチェンソーマン1部の面白さとはどんなところがあったのかを考えていく。 思い返すにチェンソーマンというのはかなり独特な魅力がある。 新人漫画家に藤本タツキフォロワーが多く、彼の作風をコピーしている人も多数という話も聞く。 何故それほど多くの漫画家志望を惹きつけているのかというと、おそらく藤本タツキが「絵で説明すること」に拘っているからだと思う。 漫画というのは基本的に絵

          チェンソーマン2部は何故イマイチなのか?

          瀬戸熊さんは本当に誤ツモしていなかったのか?

          本日ツイッターのタイムラインを賑わした話題。 問題は10/18に行われた第39期鳳凰戦~A2リーグ第7節C卓~でのこと。 まずは動画をご覧いただきたい。 この動き・所作に対して物言いが付いた。 はっきり言ってほとんどのフリー雀荘が誤ツモ扱いに取りそうなところ。 しかしお咎めなしで何事も無く続行ということになった。 この裁定について一部の視聴者が注目し、一気にタイムラインで話題になった。 その後、しばらくして瀬戸熊さんが自らのブログで以下のように弁明した。 また彼

          瀬戸熊さんは本当に誤ツモしていなかったのか?

          シン・ウルトラマン評価~庵野秀明の暴走~

           最初に結論から言うと非常に肩透かしな映画だった。  シンゴジラ、シンエヴァンゲリオンと大ヒット2作を生み出し、乗りに乗った『シン』シリーズの最新作。  上記の2作は非常にクオリティ高いものだったので期待して赴いてみれば「なんだこれ」と言うようなガッカリのできばえだった。  とにかく内容が薄い。冒頭のダイジェストから訝しく思っていたが、いろいろな異星人や怪獣が登場し人類に牙をむくわけだが、数が多すぎる。  二時間弱という僅かな時間の中で消化しきれる量では無かった。  そ

          シン・ウルトラマン評価~庵野秀明の暴走~

          実はMリーグって監督の采配実力ゲーなんじゃ?

           2022年初頭、Mリーガーの一人鈴木たろう選手がこんなツイートをして、タイムラインに波紋を呼んだ。  確かにそうだ。別に誰がどの順番で出ようが、麻雀というものの競技性・ゲーム性を考えれば結果に影響はほとんど無い。  よく実況の日吉さん辺りが「監督の采配が冴え渡る!」的なことを言ってその度に「何を馬鹿なことを……」と、画面を冷めた視線で見つめていた記憶がある。  しかしその考えは改めさせられた。  4/26に行われた2021-22シーズンファイナルの最終戦を見たことで、

          実はMリーグって監督の采配実力ゲーなんじゃ?