2022年に味わった衝撃的なランチ3選
あなたは、2022年に出会ったおいしいごはん、ありますか?よろしければ、コメントいただけると、旅の参考になります。
2022年、全国各地で美味しいグルメを堪能しました。美味しいラーメン、寿司、うな重…
今回は、2022年、概念が変わったランチを3つ厳選して紹介します。他に紹介したいお店を一番下の関連記事に掲載しましたので、ぜひ、ご覧ください。
なりくら高田馬場店(東京都新宿区)
9月に訪問。JR山手線、西武新宿線、東京メトロ東西線高田馬場駅から徒歩5分。南阿佐ヶ谷に本店のあるとんかつの名店。新潟県、山形県のブランド豚を使用した低温揚げのカツが名物。このお店を選んだ理由は、真っ白なビジュアル、人生初の衣の食感とジューシーで柔らかい肉質。
今回注文したメニューは、雪室熟成豚ロースかつ定食。
特徴は、低温でじっくり揚げられた白いとんかつ。柔らかくてジューシー。旨味の詰まった肉汁あふれます。衣はサクッとしていますが、雪溶けのようにスッと、はかなく消えます。こんな食感の衣に出会ったことがありません。
ごはんは無料でおかわりでき、キャベツ、豚汁もそれぞれ100円支払うとお代わりできます。
なりくら 高田馬場店
営業時間 11:00~14:00、17:00~19:30
定休日 月、木曜日
アクセス JR山手線、西武新宿線、東京メトロ東西線高田馬場駅から徒歩5分
食いしん坊かじや(長野市松代町)
10月に訪問。松代町バス停より徒歩10分。ランチのメイン食材は、長芋。5つのお膳から選択するスタイルです。今回は、長芋+長野県の伝説の豚肉、千代幻豚のフルコース。
衝撃を受けた理由は、長芋だけでここまでバリエーション豊富な料理が作れるのかと感じたことと、新しい食べ方を知ったため。今回選んだランチは旬の長芋+千代幻豚のフルコース、千代幻豚殿膳。
内容は、長芋のスープ、長芋素麺、ムカゴの煮転がし、千代玄豚の燻製、角煮まん、丸ナスの田楽、信州サーモン、サバの塩焼き、とろろごはんwith食べるラー油、長芋のおしるこ。
まずは、長芋料理から。長芋のスープ。見た目はヴィシソワーズ。出汁で割っただけなのにクリーミーでもう一杯飲みたくなる味でした。長芋素麺はシャキシャキ食感。ムカゴとは、山芋の子のことで小さなジャガイモのような見た目です。ムカゴの煮転がしは、ほくほくの芋食感。丸ナスは、長野県の郷土料理であるおやきの具材にも採用されている長野県北信地域の伝統野菜。10月は丸ナスの旬で、とろける食感でした。
次に、千代幻豚。千代幻豚とは、長野県南部の飯田市で育てられている幻のブランド豚。1970年代、絶滅寸前だった中ヨークシャー種を復活させ、2001年に千代幻豚に改称。炙って食べる千代幻豚の燻製は箸も燃えるほどの炎上する脂。炙ることで脂が香ばしくなり、岩塩で豚肉のおいしさが引き立ちます。豚の角煮まん、角煮がトロトロ。長崎市の長崎新地中華街の名物、角煮まんを彷彿させます。
好きな長芋料理ランキング1位、とろろご飯。初めてラー油をかけて食べましたが、ラー油ととろろの相性バツグン。少し中華風になります。信州サーモンの漬け、サバの塩焼きと一緒に食べます。
長芋のおしるこは、クリーミーな長芋と表面パリパリの相性が絶妙でした。
食いしん坊かじや
営業時間 11:30~14:00、18:00~22:00
定休日 不定休
アクセス 松代町バス停から徒歩10分
飛騨牛グリルばくろ(岐阜市)
JR、名鉄岐阜駅から徒歩25分。高級感あふれるお店が、飛騨牛グリルばくろ。一人旅で訪れましたが、家族など大切な人と行くべきお店だと入って感じました。オープンキッチンのため、調理工程も見ることができます。
11月に訪問。今回いただいたのは、ばくろ最とびステーキランチコース飛騨牛赤身100g。衝撃を受けた理由は、とにかく前菜が豪華。メインに行く前に元が取れるのではないか?と感じました。
まずは、30種類以上の野菜と8色のドレッシング(人参、キノコ、生姜、カブラ、バジルクリーム、ゴボウ、ほうれん草、醤油)のサラダ。野菜がバラエティ豊富で初めて見たものもありました。旬のキノコもおいしくいただきました。ドレッシングはそれぞれ個性がありました。一番のお気に入りは、キノコ。さっぱりしつつ、風味豊かで、特に根菜との相性をよく感じました。
次に出てきたのは、飛騨牛の生ハム(塩水につけて低温調理)に、ひらたけ+アサリ出汁を合わせた料理。口に入れると、飛騨牛の旨味とともに、キノコとアサリの旨味も広がりました。生ハムは、シンプルな調理法ですが、馬刺しのようなコリコリ食感でした。
次にパイシチュー。パイはパリパリ。アツアツ、優しい味わい。パイがパリパリしていたブロッコリー、チキンなど具沢山。
そして、メダイのポワレ、辛味の効いたトマトソース、メダイもコリコリしていますが、ほぐしやすく骨もありません。
ようやくメインの登場。前菜だけでも充分満足。飛騨牛の付け合せの安納芋のマッシュポテトがスイートポテトかと思わせるほど甘い。。ナムルと一緒に炊かれた釜飯はおこげもあり、炊きがおいしい。赤身のステーキは柔らかく赤身の旨味を感じ、脂身少なめの部位だからさっぱり食べられます。油くどさを全く感じさせません。
とろとろのフルーツポンチ、柿、林檎、シャインマスカットなど旬のフルーツもたっぷり。
飛騨牛グリルばくろ
営業時間 11:30~14:30、17:30~23:00
定休日 火曜日(祝日は営業)
アクセス JR、名鉄岐阜駅より徒歩25分
出会った衝撃的なランチで、共通点は、2つ。
自分の中にこびりついていた固定観念が破壊されたこと。真っ白で衣の溶けるとんかつ、バラエティ豊富な長芋料理、前菜が豪華すぎるランチ。
丁寧な仕事で細かいことまで目を配っている印象を受けたこと。前菜、サイドメニューも妥協せず、どれもおいしい。
仕事、ブログでも、特に、細かいところまで目を配っていきたいと感じました。
他にも、浜松市の鰻屋さん、「あつみ」、伊豆稲取の「なぶらとと」で食べた稲取キンメのしゃぶしゃぶ、長野市の「ドンキホーテ」の俵ハンバーグ、青森市の「鶴亀屋食堂」のマグロ丼、天草市の「いけすやまもと」の海鮮丼など数えきれないほど美味しいランチに出会いました。
出会いに感謝すると同時に2023年もおいしいグルメに出会い、発信します。
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