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クッキング・ヒストリー🔥 【メインディッシュ🐟】

11/18(土)に公開した、B.B団今年最後の企画「クッキング・ヒストリー🔥 【メインディッシュ🍖】」の続き(本編その2)となります。
おなじ投稿の後半部分に加筆予定でしたが、システム上の問題(加筆編集では3人が個別に編集&保存できない)により、別記事で公開させていただくことにしました🙏💦

クッキング・ヒストリー🔥シリーズ全貌はこんな👇感じ。
1. 前菜🥗
 企画の概要。
2. メインディッシュ🍖
 本篇その1。レシピを公開。
3. メインディッシュ🐟
 本篇その2。料理の結果発表。
4. デザート🎂
 企画を終えて。

今回はいよいよ料理の結果発表です🍳
さてB.B団員たちは上手に料理できたのでしょうか…⁉️🧑‍🍳


「マンマの味、野菜たっぷりミネストラ」

料理人:可愛や🍎 (イタリア🇮🇹 ×近世)

料理の写真

材料を用意して…🛒

©︎team_B.B

いざ!クッキング🔥

〜ブイヨン作り〜
刻んだ野菜(🥕、🧅、セロリ)を煮込むだけで良いの?半信半疑でしたが、ジューシーに。

©︎team_B.B
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〜煮込みパートその①〜

ハーブ🌿を投入した瞬間、イタリア🇮🇹の風が吹きました。スパイスって凄い…!💡

©︎team_B.B
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〜煮込みパートその②〜
体に良い野菜(🥬、🫘、🌰)を入れてラストスパート。火の通りやすさだけではなく、成分に最大限あやかりたいので、この順で🫕笑

©︎team_B.B
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完成!🎉
では、いただきます🍽

🇮🇹Day 1
地中海🫒の雰囲気をイメージして、ワイン🍷とオーナメントで食卓を飾ってみました✨

・ワイン🍷:ランブルスコ(アルコール分8%)ロマーニャ州産、甘い味わいで飲みやすい。200ml、スーパーで数百円と気軽に購入◎
・クジラ🐋:実はこれ、イヤリング。
団員Slytherin🐍がこぢんまり営む雑貨屋さん、昨夏の作品。素敵なデザインに一目惚れ…

©︎team_B.B

🇮🇹Day2
Day1にうっかり忘れていた、パルミジャーノ🧀を添えて。ミネストラには薄く削ったものをかけました🪄パン🥖のお供にも。

©︎team_B.B

作ってみた感想

 初めての作業が多く戸惑いながらの進行となりました。私🍎はスピード料理専門家なのですが、今回のミネストラ🫕は何と完成まで2時間もかかりました笑 イタリアの一般家庭ではブイヨンを事前に仕込んでおき、手早く調理していたのでしょう。反省点としては、各工程の煮時間をもう少し減らしても良さそうだと感じたので、レシピ修正しました。

 また、ハーブ🌿の材料調達に苦戦しました。最寄スーパーでセージが見つからず、他も探しに行くか迷ったのですが・・💦まぁそこまで厳密にならなくても良かろう、と大らかな気持ちで代用品で済ませることにしました🌞タイムというハーブ🌿がセージと同じ時代から使われており、香りや効能もよく似ているとのことでこちらに。生は諦めて粉末にしましたので、量は注意が必要です。乾燥ハーブの場合は生の1/3程度が丁度良いとか。

https://www.sbfoods.co.jp/freshherb/list/sage/

S&B食品 ハーブ一覧

食べてみた感想

 恐る恐る一口・・やはり馴染みのない味💭要因の一つは、ハーブ🌿でしょう。イタリア旅先案内人として、体を労る薬膳として、2つの役割を果たすハーブ🌿の香りの堂々たるや・・主役級の存在感👏ハーブ🌿が料理の味を決める、と言っても過言ではなさそう💦

 野菜ですが、普段はデザートとして頂くことの多い栗🌰が上手く全体に溶け込んでいることに感動しました・・✨値上げの影響で高級品に感じますが、甘栗カットで十分でした!

 パルミジャーノ🧀は量が少なかったのかもしれませんが、ミネストラの味には正直あまり影響がなく、パン🥖のお供が良さそう。加熱するとトロッと溶けて最高ですよ🎉with🍷


「お豆のチリコンカン」

料理人:ぬばたま🌙(アメリカ🇺🇸×現代)

料理の写真

©️team_B.B

作ってみた感想

 玉ねぎ🧅、にんじん🥕、にんにく🧄を刻み、ひき肉を加えて炒めて…とここまではよかったのですが、ふと肝心なものを用意し忘れていたことに気づきました。チリコンカンをはじめとするテクス・メクス料理といえば、スパイシーさが特徴🌶️ですが、レシピに辛味要素を入れていませんでした🤦本場では、複数のスパイスを組み合わせたチリパウダーを入れるのが一般的ですが、時すでに遅し。ひとまず即席で辛味を足せるもの…ということで、豆板醤少々を加えることで代用しました。また、味見の結果、隠し味として醤油を小さじ1杯ほど加えてみました。
 調理工程としては、個人的には程よい難易度と感じました。一度に多めに作って、翌日も楽しむのも良いかもしれません🫕

食べてみた感想

 本場ではトルティーヤに包んで食べることも多いですが、今回は白米🍚とともにいただきます🥢気になるお味は、ご飯が進む辛さで、美味しかったです。豆板醤もスプーン🥄にほんの少しだけ加えたので、中華風味はほぼなく、程よくピリ辛に。次回作る際は、本場の味に近づけるべく、ぜひともチリパウダーを加えてみたいと思います。
 そして、主役である豆🫘も、たっぷり加えたのでボリューム満点💯でした。(今回はお豆が主役ということで、ミックスビーンズ缶に加えて、大豆缶も追加投入!)手軽に増量できるお豆の優秀さに助けられました🚩


「ボイルドビーフ三日料理とお米のプデン」

料理人:Slytherin🐍(日本🇯🇵×近代)

料理の写真

©️team_B.B
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作ってみた感想

【ボイルドビーフ三日料理】
まず料理はどれも(上手に作れば)絶品ですが、私は1人暮らしなので1kgの牛肉ブロックを食べ切るのはなかなかハードルが高かったです😅
牛肉をボイルするのはそれほど難しくありませんが、日もちさせる方法もきちんと押さえておくべきですね…

肉の使い回し
西洋料理は一度念を入れて煮ておくと翌日は冷肉でそのまま食られます。その翌日は残肉料理に使えますから便利で経済です。

『食道楽(下)』 岩波文庫p.155

また山葵ソースやトマトソースなど、どれもバター🧈を使うだけでレストランの味に✨
特に最初に食べた山葵ソースは、山葵の香りとバターのこくがちゃんとマッチしていて驚きの美味しさでした😋
トマトソースに必要なスープには、手元にちょうど良いものがなく、味の素をお湯で解いて使ってしまいました。

「マイナイソース」を失敗してしまったのが心残りです🤦‍♀️野菜のトマトが結構高いので🍅
コツは「少しずつ」油と黄身を混ぜるところで現代の手作りマヨネーズもこの作業を失敗する理由が混ぜ具合が足りなかったというのが多いのだそう。
今度作るときは泡立て器を使ってしっかり混ぜようと思います🫡

【お米のプデン】
卵のプデンは、お米を牛乳で煮る作業を電子レンジで簡略化。材料を混ぜたらあとはお湯の中に放置しておけば完成です🙆‍♀️

食べてみた感想

失敗作のマイナイソース以外、全部すごく美味しかったです‼️材料も全て自分で選んだものなので安心だし、調理法も上手くなれば自分好みのアレンジが可能に。分量調整もできるし、改めて「家庭料理の良さ」に気付かされました☺️

私はあまり料理が得意ではないので見た目はあまり良くないですが、「作ってみた感想」をふまえた2回目ならもっと綺麗に作れるはず。

ただ量が多いのでレシピ通りに作るなら、4人家族の晩餐にちょうど良いと思います。
オススメはボイルドビーフ1日目、ボイルドビーフ山葵ソース添えです。
実は最初に牛肉のブロックを3つに切り分けたとき、先っぽの三角の部分がもったいなくてすぐにステーキにして食べてしまいました。
この時点ですごく美味しくて正直ボイルするのがもったいなかったのですが、結果的にボイルすることでより私好みの料理になりました。
というのもステーキは肉の弾力で顎が疲れましたがボイルすることで肉の繊維が簡単に口の中で噛み解けるように。
また余分な油がお湯に溶けて、胃もたれしないヘルシーな味わい(もちろん肉の旨みはしっかり保たれています)になりました。

またボイルドビーフは三日以上経ってもそれほど固くなりませんでした。実は三日連続で料理できなかったため1日空いた日もありましたが、最後のコロッケ作りで肉を細かくする作業も肉が柔らかかったため楽にできました✌️

肉の煮加減について
牛のバラー肉をシチューになってもイチボを煮ても一時間位過ぎた処は大層硬くなってそれから二時間以上も過ぎると段々軟くなって弱火で三時間半位の処が極く軟い頂上でしょう。そこを食べるから美味いのですけれどもその上長く煮過ぎると今度は味が抜けて肉が筋張って来て煮れば煮るほど硬くなります。何でも料理するものはその煮加減という事を覚えるのが肝腎でちょうどよいという加減は三、四時間煮る中で僅か二十分位よりありません。それより早過ぎても遅過ぎてもならんのですから随分むずかしいものです。(中略)しかし長く煮て緩々味を出そうとするものは孰方かというと時間の早過ぎるより遅過ぎた方が出来損じも寡いようですし、火は強過ぎるよりも弱過ぎた方が大丈夫です。

『食道楽(下)』岩波文庫p.137-138

オススメ2番はソース各種。 3番はお米のプデン。
ソースは、バターが必要なのが少し面倒ですが、逆にいうと少しバターを加えるだけでレストランの味わいに✨
お米のプデンは、卵の黄身の力だけで固めた本式プリン。いわゆる茶碗蒸しに近いです。お米の層はモチモチしていて素材の甘みを感じられました。カラメルソースをかけても良さそう。

2023.12.16
Slytherin🐍

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