![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168242913/rectangle_large_type_2_9dc0ee6559ad3649930f54793bf1ff5b.png?width=1200)
【薬膳編】漢方の知恵1 五色の人参🥕
中医学の生薬
中医学の生薬の中で『五参』とよばれる薬があります
『参』は特に優れた効能を持つ薬に使われる言葉で
『五参』は色の異なる五つの人参の事です
五行学説の五臓五色に対応
明の時代に記された『本草綱目』。
その書を記した本草学の第一人者「李時珍」は
五参はその五色がそれぞれの五臓に配するもの
人参は、脾に入るから黄参といい
沙参は、肺に入るから白参といい
玄参は、腎に入るから黒参といい
牡蒙は、肝に入るから紫参といい
丹参は、心に入るから赤参という
≪ 五参の効能 ≫
人参: 脾に対応するので黄参
(補気健脾・・・気を補い脾を元気にする)
沙参: 肺に対応するので白参
(養陰潤肺・・・陰を養い肺を潤す)
玄参 : 腎に対応するので黒参
(滋陰解毒・・・潤いを養い解毒する)
牡蒙 : 肝に対応するので紫参
(清熱解毒・・・熱を冷まし解毒する)
丹参 : 心に対応するので赤参
(活血清心・・・血行を促し心をととのえる)
*中でも丹参は、『血』の不調を改善する薬として古くから婦人科系
循環器系の病気に使われてきた。
血と関わりが深く、主に心・肝の不調(瘀血、精神安定等)の改善に利用されることが多い
![](https://assets.st-note.com/img/1735739705-KI3GLAlhNZzYWSfdrHkqt1X7.png?width=1200)
最近は、漢方薬を処方してくれるお医者さんも増えてきました。
漢方薬局で、見かけることがあれば
目にすることもあるかもしれませんよ。
![](https://assets.st-note.com/img/1735740254-jw3MecVh6nZ1fptaDQEXYxK5.jpg?width=1200)
いいなと思ったら応援しよう!
![てんみ堂☆ゆうこ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/107952197/profile_68cbb44566879151b3b8d3337fbc87c1.jpg?width=600&crop=1:1,smart)