【薬膳編】レシピ33　体の熱を冷ましてむくみを緩和🐚あさりと豆腐の味噌汁

あさり

産卵を迎える春先と秋口は、あさりの身が肥える季節。
残暑の厳しい今頃の季節は、汗で失ったミネラルやビタミンを
補給するのにうってつけの食材です

五味／五性

五味／五性　寒　/　甘　鹹
帰　　　経　肝　腎　脾　胃
効　　　能　清熱　化痰　利水　安神　瀉火　補血
効　　　果　むくみ　咳　黄色い痰　情緒不安　貧血　異常発汗　
　　　　　　などの改善が期待できる
＊体の余分な熱を冷まして、むくみや身体の重だるさの解消が期待できる
＊痰の絡む咳、必要以上に汗をかいたりのどの渇きがある
＊血を補う作用があるので精神安定に効果的
＊ビタミンB12を豊富に含む

いつもなら、あさりだけの味噌汁になりがちですが
お豆腐を加えることで、脾、大腸の機能を補い
消化機能を高めるので、消化不良、おなかのはり、
疲労回復にも役立ちます

≪　材　料　≫　2人分

・あさり　・・・　むき身100ｇ（殻付きでもよい）
・豆腐　　・・・　100ｇ
・味噌　　・・・　適量
・いりこだし　・・・　少々

≪　作り方　≫

1　鍋に水を入れ、いりこを入れてだしをとる。
2　むきみのあさりは、さっと熱湯にくぐらせる（臭みをとる）
3　①の出汁の中にあさりと豆腐を入れ、ひと煮たちする
4　あさりと豆腐が煮えたら、味噌を入れ味を調える
5　器に盛りねぎを散らす
＊殻付きあさりは、薄い塩水に入れて砂出しをしておく
＊出汁はお好きなものでもよいです。あさりからも出汁が出るので
　加減してください

むきみのあさりは、熱湯にくぐらせ臭みをとる

できあがり

あさりの殻は生薬

あさりの殻は、「蛤利粉ごうりふん」という生薬です
身体の余分な水分のながれを促進し、
むくみや消化不良を解消する効果があるといわれます。

手軽に作れるので、
いつものお味噌汁につくってみてくださいね