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【業界分析】そしてサイゲームスが勝ち残った…決算グラフで振り返るスマホゲームの10年
「ウマ娘 プリティーダービー」が話題のCygames(サイゲームス。以下、サイゲ)は、今年5月で創立10周年を迎え、ファミ通でも特集記事が組まれている。サイゲの歴史は、日本のスマートフォン(スマホ)ゲームの10年の歴史を象徴しているといっても過言ではない。そこで今回は、「ウマ娘」のヒットに至るスマホゲーム業界の歴史を振り返ってみたいと思う。
※以下、記事は無料で全文公開していますが、元データの
FGO歴史解説:第1部5章「北米神話大戦」はなぜ「ケルト」と「インド」なのか
(※1部5章のネタバレあります)
Fate/Grand Order(FGO)の第一部5章「北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム」。
この特異点は1783年の北アメリカ大陸が舞台なのに、なぜインド神話とケルト神話の英雄が出てくるのか。FGOを遊ぶ友人から質問されることが多いので、何度か説明したことを、ここにまとめておく。
アメリカ大陸に由来するサーヴァント(ジェロニモやビリー、エレナ、エジソ
「共通テスト」初回(2021年度)の「世界史B」が良問だったので勝手に全問解説してみた
ただのしがない歴史好きのサラリーマンなのですが、今年の世界史Bが良問と聞き、久しぶりに本気で解いてみました(ちなみに82点!ブランクの割にはまだまだ行けるやん!)。
全体的に、「読解力」というコンセプトを、歴史学の特徴に絡めてしっかり反映させている、非常に良問だと感じました。そこで、全問、個人的に解説してみます。問題文はここでDLして、見比べながら読んでください。
■第1問:史料・資料の扱い方
東インド会社の「責任」:【ESG投資/経営の歴史】
前回の記事では、近年の企業経営や投資における「ESG(環境・社会・企業統治)」ブームへと続く、企業の社会的責任(CSR)や社会的責任投資(SRI)の現代史について、ざっと概説しました。ただ、私の関心はもっと昔、近代以前にESGやサステナブル経営の概念ってどうだったんだろう、というところにあります。近江商人の「三方良し」という言葉があるように、商業活動においては、ESGやサステナブルといった考え方
もっとみる20~21世紀に何が変わったか【ESG投資/経営の歴史】
2018~2019年あたりから、「ESG(環境・社会・企業統治)」や「サステナブル経営」といった言葉を聞く頻度が急激に増えた気がします。
ある程度以上の年齢の方で金融やIR(投資家向け広報)に携わっている方はご存知だと思いますが、10年以上前から企業の社会的責任(CSR)という概念があり、責任投資原則(PRI)や社会的責任投資(SRI)というものもありました。が、この10年くらいで、あらため
サステナブル経営を「やりたいこと、やるべきこと、やれること」のフレームワークで考える
日本人の大好きな経営学者であるピーター・ドラッカーが生み出したとも、アメリカ陸軍で洗脳研究を手掛けた後にキャリア研究に移行したエドガー・シャインが生み出したとも、言われる「やりたいこと、やるべきこと、やれること」のフレームワーク(図表含めて田澤2018)。
このフレームワークに基づいて、最近話題のサステナブル経営について考えてみるのが、この記事の目標です。
企業の「やりたいこと、やるべきこ
【用語解説】ESG、CSR、SRI、SDGs…何が違う?
サステナブル経営の文章を書き始めてふと思ったのが、ESG、CSR、SDGsといったアルファベット用語の概念の微妙な違いを知らない人が多いかも、という点。
めちゃくちゃざっくりですが、押さえておきたいポイントだけを整理しておきます。
SDGs 持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)のこと。2015年に国際連合が採択した、2030年に向けた国際目標。取