マガジンのカバー画像

Growthfaction

85
成長と充実を研究する会「Growthfaction」に関わるノートをまとめています
運営しているクリエイター

2018年6月の記事一覧

成長の継続力を高める他者との関わり

その人が伸ばしたい、達成したいと考える目的への道において、 成長し続けるためには以下のような壁にあたることがあるでしょう。 ・どのような目標を設定すればよいかわからない ・自分自身の現状をどのように把握したらよいかわからない ・難しい問題にぶつかって、一人では解決できない これは何をしたらよいかが分からないというものです。 特に、初心者であればあるほど一人では解決しにくいでしょう。 また、 ・やる気を保ち続けることができない ・自分の取り組みの成果、価値、正しさを実感

自分に話しかけるという思考法

今回は、noteの記事を書く時にしている思考法について書いてみます。 文章を書くのが苦手な私がアウトプットをするためにしていることが、自分自身に話すように書くことです。 今現在も、noteに書く内容は話すように書くようにしています。 おしごとamの第一回でも話をしているのですが(↓の回です!良ければ聴いてください!) 私は、文章を書くのが苦手です。 しかし、話すことは結構好きで得意なほうだと思っています。 そういう特性をアウトプットにつなげるためにはどの様にしたほうが

継続は力なり

「千里の道も一歩から」という諺のとおり、成長をするためには「小さな努力をコツコツと続けることで大きな事をすることが出来ます!」というのはよく言われました。 はい、そのとおりだと思います。継続は力なりですよね。以上!!! …今回話したいのはそういうことではありません。 「継続は力なり」って言われても継続するのって大変ではありませんか? 私は、物事を続けることが苦手です。飽き性であったり、意思が弱かったりするので… そんな私でも、継続していることがいくつかありまして、そのお

Self Continuous Integration

目標がなくても伸びる人がいるてぃーびーさんからこんな話がありました。 身近に目標達成型で強い人と、とくに目標がないほうが伸び伸びやれて強くなる人が、いまして人の個性とかによって違うのかな、とか気になっていたのです。 これを聞いて真っ先に思ったのは、「そういや自分は直近で○○を達成したいみたいな目標は特に決めてないな」でした。 ただし全くないわけではなくて、 目標: その一年における終着点はあるが、細かい数値や方法は決めてない 目的: ブレずこまめに自分で確認してい

成長を言葉にできるのか?

成長について考えていて、ふと思ったことが「成長を表現することは難しい」ということ。 職業柄だと思いますが、就活の時に「私が学生時代○○をして成長しました!」というのがうまく伝えられない人が多いなぁと そこで、ヒントを探すために「言葉にできるは武器になる。」という本を読んでみました。 この本の中には「外に向かう言葉」と「内なる言葉」という2つの言葉が出てきます。 「外に向かう言葉」というのは普段私達が話したり書いたりしている言葉。(このnoteも「外に向かう言葉」で書か

人にとっての充実とは?

Growthfactionは成長と充実のハードルを下げるコミュニティです。 成長に関するアウトプットが続いていましたが、 ここで充実について考えてみます。 充実を感じる状態とは、 心が満たされている、満ち足りているという状態です。 人の心は何によって満たされるでしょうか? それは一人ひとり異なるのでは無いでしょうか? 人の充実は個人の価値観に影響されます。 何をすると嬉しいか、楽しいか? 意図的に充実するには、自分が何を欲しているかを自覚する必要があるということになり

目標は、モチベーションタイプをヒントにすると、設定し易いかもしれない

目標設定は非常に難しい。今の自分を冷静に見つめなければいけないし、未来のことを予測しなければならないので、正確な目標設定は基本的に無理である。特に、目標は高くあるべき論と、低くあるべき論があり、どう設定すれば良いのだろうか、と頭を悩ませてしまう人が大半だと思う。 これまで目標設定を自分自信も何回もしてきて、数百回他人のをレビューしてきたが、どちらの論も正解だ、というのが自分の意見だ。ただし、それはその人に合ったものであるか、が大事で、一般論として語られるものではない。 ここで

意図的学習と偶発的学習

意図的学習( deliberate learning ) とは?意図的学習とは、意図して知識・スキルを身につける学習です。 例えば英語学習において、特定の単語や文法を覚える行為です。 特定のスキルを意図的に伸ばすことができるため効率的な面がありつつ、 単調で飽きやすい、学習対象の選定自体にミスしていると本来必要な知識・スキルが身につかない、などの問題がありそうです。 意図的学習を質高く行うには、 ・学習対象の選定 ・学習へのフィードバック が重要そうです。 これらを得

コミュニティの存在と成長

Growthfactionというコミュニティ活動をしていて、コミュニティの存在が自分を成長させてくれているなぁと思ったので、そのあたりの考察をまとめてみます。※ここでのコミュニティは仕事等の関係ではなく、あくまでも趣味や個人的に参加しているコミュニティの事を指します。 コミュニティメンバーが同じ志を持っているコミュニティに集まる人は大体同じ志を持っているので当然なのですが、メンバーの見ている方向が同じであるというだけで、話の進むスピードが早いです。1つアイデアを投げるだけで

成長という言葉がむず痒い

「成長したい」と口にしたことはありますか。 僕はこの言葉が苦手です。 「成長しろ」という圧力「あのさ、これ何度目かな?早く成長してくれないかな」 そう言われながら、何度も突っ返される書道の課題文を見て、小学生の僕は歯を食いしばっていた思い出が残っています。 それ以来、この言葉は苦手です。 「うん、成長したね」 満足そうな先生の言葉に、どこか圧力のようなものを感じたからでしょうか。 成長という言葉のハードルが高くなった「成長したい」と口に出そうとすると、喉まで

プログラマーにとっての限界的練習

多くのプログラマーは日々新しい知識・技術を習得する必要があります。 プログラマーとして一生を過ごすためには、継続した成長が重要になります。 ということで、プログラマー界隈なら 限界的練習  についてあれこれ考えた人がいそうだと考え、インターネットの海に潜ってみました。 日本語圏はそもそも限界的練習+プログラミングに関する情報があまり見つかりませんでした。 限界的練習 = delibrate practice は訳が揺れているようで、例えば 集中的訓練 と表現されることもあ

限界的練習によって口笛でドレミのうたを吹けるまで

口笛を一切出ない人がドレミの歌を吹けるまでに必要な限界的練習を考えてみます。 1. 音を出すひゆうメソッドで音を出せるようにします。 ひゆうメソッドは下記の記事を参照 口笛の教え方: 音の出し方 2. 音程をつける口笛に音程をつける方法を覚えます 音程をつける方法は以下のサイトを参照 世界レベルの口笛奏者が教える!口笛に音程をつけるコツ 3. ドレミの歌をマスターするドレミの歌を練習します まとめ以上、とてもシンプルで少ないステップですが、 ドレミの歌を吹ける

成長に関わる要素を薄っぺらく垂れ流す

成長に影響を与える要素について考えてみます。 多くの要素を挙げるため、今回はそれぞれを浅く扱います。 将来的には、これらの個別の要素について掘り下げていきたいと思っています。 仮に、ここでの成長は 知識、スキルを身につけることによってできることが増えること とします。 では、成長に関わる要素を高田純次さんの言葉くらい薄っぺらくまとめていきます。 好奇心 Curiosity好奇心は物事を探求しようとする心です。 好奇心は新しい知識、スキルを身につけようと思う気持ちの

筋トレの手法に学ぶ、「おしごと」での成長

こんにちは おしごと界隈でエンジニアやってますKANEです Growthfactionの活動の一環でこちらのnoteを書いてます 今回は、自分が成長したいという人だけではなく誰かを育てたいという時にも共通して考えるべきことを筋トレを例に考えていきます ところで皆さん、筋トレをしたことがありますか スポーツとかやっていた人ならやったことはあると思いますが、しっかりと筋トレをした経験がない人もいると思います。 まずは、筋トレの基礎から説明します 筋肉トレーニングのポイ