成長の継続力を高める他者との関わり

その人が伸ばしたい、達成したいと考える目的への道において、
成長し続けるためには以下のような壁にあたることがあるでしょう。

・どのような目標を設定すればよいかわからない
・自分自身の現状をどのように把握したらよいかわからない
・難しい問題にぶつかって、一人では解決できない

これは何をしたらよいかが分からないというものです。
特に、初心者であればあるほど一人では解決しにくいでしょう。

また、

・やる気を保ち続けることができない
・自分の取り組みの成果、価値、正しさを実感できない
・自分の知識、スキルが本当に増えているか実感できない

などが原因で「やる気」がなくなってしまい、
取り組みを継続できなくなるということがあるでしょう。
（個人差は当然あるとして）

こういったときに、他者との関わりが重要になると考えます。

どうやったらよいか、わからないことについて助言をくれる人。
難しい問題に一緒に立ち向かってくれる人。
継続してやっていこうという気持ちを補充ししてくれるような
ポジティブな言葉・フィードバック・励ましの言葉をくれる人。

こういった他者の力をもらい、自己も他者に力を与える中で、
取り組みを継続し続ける、ということは少なくないのではないでしょうか。

ということは、何かの能力を伸ばしていく上で、
他者と良好な関係をつくるという能力はけっこう重要なのかもしれません。

その人のためなら一肌脱ごう、と思ってくれる人が何人いるか、ということですね。
逆に言うとその数は、自身が他者のために一肌脱いできた数に影響されるのかもしれません。

・どこに身を置くか
・誰と関わるか
・人とどんな関わり方をするか

という、他者との関係・環境は成長において主役ではないものの、
準主役といえるようなものなのかもしれません。