楽しくてかっこいい音 Ringo Starr「Goodnight Vienna 」
ビートルズのメンバーのソロアルバムで今1番好きなのは、他の3人の数ある名盤よりもRingo Starrの「Goodnight Vienna 」なのです。なんともいい。
錚々たるメンバーで、こんなふざけた、それでいて、かっこよくて踊れて、かつ美しい音楽をつくれるのは、この人の人徳だろうかねぇ。
こんなアルバムが1974年に出ていたというのは実にゆかい。強いメッセージを込めた歌と混成音楽とダンス・ミュージックが席巻した時代にあって、どんな主な音楽の流れとも異質で、しかし衝突はせず、ただこっそりと抜け出してしまう。
遊びに溢れたカーニバル的逃散音楽!とでも呼ぼうか?ちょっと大袈裟かな。楽しいよ。
(この記事は以前 Instagram (philosophysflattail)に上げたものを手直ししたものです。)
自己紹介の代わりに