風景構成法(絵画療法)に倣って絵を描いてみた。
以前にワークショップを受けた風景構成法を
風景構成法ワークショップ
思い出して、その方法に倣って自分で絵を描いてみました。
ワークショップではもっと大きな画用紙とクレヨンでしたが、今回は簡易にF1サイズ(220×160)の画用紙と色鉛筆を使いました。
四周をサインペンで枠取した画用紙に、指示に従い、サインペンで川→山→田→道→家→木→人→花→生物いきもの→石の順に描き、最後に描かき足たしたい物があれば描いて、クレヨンで色を塗ぬります。(サインペンも今回は色鉛筆の黒で代用しました。)
その経過を写真で追えればと考えたのですが...
枠取りした後、絵も黒い線で輪郭を描いてから、色をつける手順なのを忘れて、いきなり色をつけながら描いてしまった。なんかぼやけた絵になってしまった。
稲穂が実り、トラクターに人が乗っている。手前の生物は、青鷺のつもりです。
この描く順番が独特なので、すごく困ってしまいう。難しいのです。それをなんとか1つの風景に構成しようとするから、思いもかけないものになるのではないかと、ワークショップの時そんな風に感じたのですが、今回も同じように思いました。
はじめに輪郭を書くのを忘れたので、改めて次の日に再挑戦しました。
夢中になってしまい、経過を撮るのを忘れてしまった。にゃははは。ちゃんと輪郭線を書いたら、描きやすく、しかも何かしっくりきました。
絵柄は、間をあまり置いてないから、わりと似たものになりました。
今度こそ描く経過を追おうと、次の日また再度挑戦。
先に述べたように、指定の順番で書くのが意外と難しい。そこが肝ではないかと僕は感じるので、慣れてきて絵の全体像がまず浮かんではつまらないと、リラックスして頭をなるべく空にしたくて、イヤフォンで「Metal Machine Music」を聴きながら描きました。
結局夢中になり、経過を全ては追えずです。にゃはははははは。
稲穂ではなく、田植え間もない感じになりました。
川にいるのは魚の群れと水鳥です。
今回描いた3つと、ワークショップで描いたものを並べてみる。
今回の3つは、間を開けず描いたから、やはり似ている。
ワークショップのものはだいぶ違う。
山が遠方にあるのが全てに共通の点かも知れない。川を描いた後に山というのがいつも戸惑う。描く場所がないように感じてで、どうしても遠方になってしまいます。
あと、道が川を横断するのも共通しています。何でだろ?何故かそうしてしまう。
今回は画材も描き方も勝手に簡易化したし、それに本来は1対1でカウンセリングを継続的にやりながら、精神科医や臨床心理士が必要だと思ったタイミングで行うものなので、これをやったから何が分かるというわけでもありません。でも楽しかった。
また期間を置いてやってみようかと思います。
風景構成法は、精神科医の中井久夫先生によって、統合失調症患者の治療の過程で生み出されたものですが、今ではもっと広い分野で応用されているようです。
過去に描いた絵など
自己紹介の代わりに
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