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1978年の Rock Music

イギリスのロックバンドXTCのアルバム「White Music」(1978年)はかっこいい。

1970代末から80年代に活躍した英語圏のロックバンドで、なんといっても好きなのが、この XTC です。
兄の影響で、1982年の「English Settlement」から聴き始めて

「English Settlement」所収の曲
Senses Working Overtime


今でもどれもお気に入りですが、最近特に好きなのが、このデビューアルバムです。

同年(1978年)に出た
More Songs About Buildings and Food / Talking Heads(アメリカ)


『More Songs About Buildings and Food」
冒頭の曲 
Thank You for Sending Me an Angel
Live (1978年)


Outlandos d'Amour / The Police(イギリス)


「Outlandos d'Amour」所収の曲
Roxanne


This Year's Model / Elvis Costello(イギリス)


「This Year's Model」所収の曲
Radio Radio 

と比べても、引けを取らないインパクトがあります。本当にかっこいい。 

上記の3つ同様、この頃はパンクの一種ととらえられていたようです。

翌年のXTCの「Drums and Wires」は

迫力もあり、その後の XTC のサウンドにつながるものが早くも確立されていて素晴らしいと思うのですが

XTC Live 1980年↓
1.5.6.曲目「Drums and Wires」所収の曲
2.3.4.曲目「Black Sea」(1980年) 所収の曲


「White Music」には、これにしかない荒々しさがあり、惹かれます。

「White Music」所収の曲
This is Pop?


Jimi Hendrix のバージョンでも有名な


Bob Dylan
 の 「All Along the Watchtower」

のカバーなどは、かなり無茶なアレンジで思わずにやついてしまいます。といっても、ヘタウマであるとか、雑であると云うわけではなく、演奏は実に素晴らしい。

 「All Along the Watchtower」XTC Live

上述の同年の作品にもなにやら共通したものを感じます。(The Police の Sting 1951年、Stewart  Copeland 1952年、Talking Heads の David Byrne 1952年、XTC の Andy Partridge 1953年、 Elvis Costello 1954年生まれ) 
それぞれにその後発展していき、それも好きなのですが、どうしても僕はこの時期のアルバムに、最終的にはかれてしまいます。
歳をとって、だんだんと円熟味のある方に惹かれていっても良さそうなものですが、僕は最近ますますこの若々しい音楽に吸い寄せられるばかりです。

(以前にinstagram(philosophysflattail)に書いた記事を手直ししたものですが、心持ちはほとんど変わらない。)


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