あなたは大丈夫?女性の半数以上が悩む「便秘症」について
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頑張る女性を応援するサポートトレーナーの金崎達朗です。
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今回は女性の半数位以上が経験を持ち悩みを抱えている『便秘症』について解説をしていきたいと思います。
■なぜ、女性は便秘症になりやすいのか?
そもそも女性はどうして男性に比べて便秘症になりやすいのでしょうか?
それらにはさまざまな理由がありますが
1.身体的な理由
・筋肉量(腹筋力)が男性に比べると弱い
・ホルモンによる影響(月経の前などホルモンバランスの変化によって起こりやすい)
2.無理なダイエットをしやすい
3.心理的・精神的なストレス
・トイレが混むことが多いので「ガマンする」などが多い
などが挙げられます。
特に『トイレが混むことが多いのでガマンすることが多い』はデパートなどで休日になると多くの人が一度は経験をしたことがあると思います。
■タイプや症状が違う!便秘の種類
便秘症が習慣になってしまったりすると肌荒れや不調以外にも体重の増加、体臭・口臭の悪化など・・・・もしかすると大病の原因になる!?
実は便秘症はちょっと気をつけたいものなのですね。
便秘症にも器質性のもの(病気のリスクがあるもの)など種類が分かれているのですが、今日は多くの女性がなりやすい『機能性便秘』の4種類について書いていきます。
<機能性便秘の4種類>
①食事性便秘
これは名称通り「食バランスの偏り」「朝食を食べない」「食物繊維不足」など食事内容が原因で起こるもので、腸内環境の悪化などを招きます。
・野菜をしっかり食べる
・炭水化物を極端にカットしない
・3食バランスよく食べる
これらが大切になってきます。特にダイエットなどで炭水化物を抜いたりすると便のカサが減り、便秘症になりやすくなりますので注意が必要です。
②弛緩(しかん)性便秘
これは運動不足や老化による腹筋力・腹圧の低下などにより腸の蠕動(ぜんどう)運動が起こりづらくなってしまうことで起こることが多いです。
「前よりも便の出が悪くなってきたような・・・」
そんな心当たりがある方は腹筋力や腹圧を低下させないように定期的に運動やトレーニングをすることやよく笑う・歌をうたうなど腹式呼吸・発生をすることが大切になってきます。
お年寄りの方たちがカラオケに行ったりみんなで歌を歌ったり、笑ったりすることが1つに健康に繋がるのも、理にかなっていますね。
③けいれん性便秘
こちらは弛緩性便秘とは逆で大腸の蠕動運動が不規則に起こってしまったり、過緊張することによって起こるものです。
自律神経が乱れやすい方やストレスを感じやすい、いつもセンシティブに神経質になりやすい方などに多いものです。
「食後にお腹が痛くなりやすい」
なんて方はそうかもしれませんね。
この方は「腸が過緊張」している状態なので
マッサージをしてあげたりお腹を温めてあげる(湯船に浸かる・カイロをはる など)ことでお腹周辺をほぐしてあげることや気持ちをリラックスさせる方法や時間を意識的につくっていくことなどが大切になってきますね。
④直腸性便秘
コチラは「トイレをガマンすることが多い」や老化によって直腸の反射が悪くなってしまうことにより起こるものです。
前記しましたが女性はトイレが混み合うので「ガマンしよう」となりやすいものです。
それに加えて腹筋力や骨盤底筋群・体幹周辺のインナーマッスルが出産や加齢と共に低下していくと
腸に便が溜まっている状態なのに直腸の反射が鈍いために便意を感じないという症状が起こってきます。
このパターンの方もとても多いと思うので注意が必要です。
■「毎日、同じ時間帯に」が理想
ここまで機能性便秘の4種類についてお話ししましたが、タイプによって行った方が良い方法が変わってきますが、それらを包括的にまとめるとこれらが大切になってきます。
①食物繊維をしっかりとる
(野菜、炭水化物)
②3食バランスよく食べる
③水分をこまめに摂る
④十分な睡眠
(寝ている間に腸の蠕動運動が起こります)
⑤朝ご飯を食べる
(朝ごはんを食べることで排泄が促される)
⑥腹式呼吸
(横隔膜、骨盤底筋群、インナーユニット)
⑦定期的な運動、筋力トレーニング
⑧湯船にきちんと入る入浴をする
(お腹を温める)
理想は『毎朝、朝食後に決まった時間帯に出る」です。(なかなか大変だとは思いますが・・・)
「出さなきゃ!」と思って出るものでもないですし、そこでまた神経質になりすぎるのもよくないのですが、上記した8項目を意識して自分の制圧にうまく取り込んでいくと便秘症の予防・改善だけでなく、今よりもより美しくキレイなカラダになっていけると思うので、取り組んでみてくださいね。