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Photo by
koro333
灰の中に
眠たいままに
眠らせてくれ
朝起きたら
全部解決するように
真夜中の自由を
欲するままの
昼の常識が
固定ルートを与え
知らずに
流れていく
すべてにおいて
合わせるなんて
無理なのに
いつからそんな
意固地になったのか
教えてくれよ
認められたい
認められない
外側だけが
流れていく世界
内側には
何もない窒息
いつからそうなの?
聞いてみても
たぶん答えられない
真ん中は黒
子どもが
制御不能な理由も
そんなところが
見え隠れするから
強く諭せない
流してやらないと
まあ難しいけどね
社会化していく過程において
考えすぎな
臆病は何を残すか
残さないか
自分が正解だとも
間違っているとも
何とも言えない
何とも言えない
無責任な自由
いつか終わる自由
昼の責任に戻る夢を
見なければ
昼の不自由に戻る夢を
見なければ
真ん中の黒が
僕を喰らい尽くす
タイムリミットは
あと僅か
ふふふ。
思い出せ
俺はこういう場面でこそ
燃える男だった
ふふふ。
人間は不自由を求めて
自由に落ちて
自由を求めて
不自由に生まれる
行ったり来たり
命は時間を
燃焼し尽くして
灰の中に
何を残すだろう?