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たかぱん
2022年10月30日 12:13
◆聖書の中の説教 そもそも「説教」という言葉がよくありません。どうしても「お」を付けてしまいます。クリスチャンの皆さま、忘れていますでしょう。最初、教会で説教があると聞いたとき、怒られるのは嫌だ、と思ったこと、あったんじゃないですか。いま誰かを教会に誘っても、「教会では説教があるんだよ」と言った瞬間にアウトかもしれません。 調べてみると、聖書の中に「説教」と訳されている箇所は、二例しかあり
2022年10月23日 12:43
◆示される 世代により、通じなくなる言葉があります。いまの子どもたちには「縁側」や「軒」すら、家屋の構造の違いにより伝わりませんし、「ほぞ」はもちろんのこと、「うなじ」も分かりません。私がよく言うように、子どもたちは「レンゲソウ」を殆ど誰も知らないのですから、授業をするというのは、まず言葉選びから常に想定していなければなりません。 キリスト教会で使われる言葉も、時とともに変わっていきます。
2022年10月16日 12:05
◆悪霊は悪霊 福音書には、イエスが病を癒やしたという記事がたくさん出てきます。すると、この症状は現在の医学的知識からすると、何々病ではないか、という声が、どこからか現れます。私たちの知る、何かの病気に結びつけると、安心するのでしょうか。私はそこに、抵抗を感じます。特に、かつて病が罪の故だとされていたことを思うと、現代の病名を推測だけで挙げることにより、その病気を負った方々に、失礼なことになるだ
2022年10月9日 12:29
◆基準は自分 政治制度には改革が必要か、それとも今の状態を保つほうがよいか。革新と保守という分け方が、政治的にはまずなされます。日常の些末なことにおいても、変化を求めるタイプと、現状維持がいいというタイプの考え方があろうかと思います。我が家でも、洗剤や歯磨き粉などの消耗品は、毎回同じものを使うのが普通ですが、たとえばドレッシングだと、それまでと違うものを買う傾向があります。遣う場面や対象によっ
2022年10月2日 14:53
◆癒される・癒やし 猫に癒やされています。私よりもなお、妻がです。医療従事者として、コロナ禍において緊張と不自由を強いられています。その間、父親を亡くす不幸にも見舞われました。郷里を往復すること自体が危険でもありました。医療の当事者のことを理解してくれない人々にも傷つけられました。それが、公園で生活する地域猫たちと出会い、癒やしを与えられました。保護猫や地域猫を世話するボランティアさんたちに感