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【レベル73】10月の読書メーター
こんにちは。
今回は毎月恒例の読書記録です。
10月はこんな本を読みました。
ぜひ最後までご覧ください。
--この記事は約5分で読めます。---
10月の読書メーター
10月は2冊の本を読みました。
『心理的安全性のつくりかた』はどこの本屋さんでも表に置いてあるし、
『お金の向こうに人がいる』はメディアでも取り上げられている本ですし、どちらも今話題の2冊です。
それもあって10月は充実した読書月間になりました!
これで2022年の累計読了数は25冊となりました。
①心理的安全性のつくりかた
この本は心理的安全性とその高め方について書かれた本です。
そもそも心理的安全性の高いチームとはどういうチームか。
率直な意見や素朴な質問、違和感の指摘がいつでもだれでも気兼ねなく言えるようなチームです。
ではなぜ心理的安全性を高めることが重要視されているのかというと、現代はこれまでになく変化の激しい時代だからです。
そんな時代において変化に対応できるチームは、アイデアが豊富で変化を受け入れることのできるチームだと思います。
一人のアイデアだけで進んでいくことにはどうしても限界があります。
なので他者と意見を交換し、アイデアを出し合って進めていく必要があり、そのために心理的安全性の重要度が高まっているのです。
次にどうやって心理的安全性の高いチームにしていくのか、ということですが以下の4つの因子を最大化することが重要だと指摘しています。
・話しやすさ
・助け合い
・挑戦
・新奇歓迎
また、これらの因子を伸ばすために、それぞれどんなことが重要なのか記載されています。
それらを読んだうえで、まずは自分に問題がないか振り返ることからはじめないと、と感じました。
例えば、メンバーが話しやすい態度をとれているか(常に忙しそうにしていて話しかけるのが億劫になると感じさせていないか。)、メンバーの困りごとに向き合えているか、などなど。
チームの心理的安全性を高めるために、まずは自分がどうあるべきなのか、そしてそれがどういう影響を与えるのか、そしてそのチームはどんな成果を残すのか。
そういった流れで話が進んでいくのでとても理解しやすかったです。
また、近年はパワハラなどのハラスメントによって部下だけではなく上司も言いたいことが言いづらい雰囲気があると思います。
心理的安全性の高いチームにおいては、互いに変な捉え方をせずに発言ができるのでその不安も軽減されるのかなと思ったりもしました。
②お金のむこうに人がいる
この本は専門用語を一切使わない経済入門書というだけあって、かなり分かりやすい言葉で書かれています。
本書の主張は、経済は『人』を中心に成り立っているということです。
経済=お金 と考えがちですが、お金を支払う時にはその背景に必ず誰かが働いています。
例えば水道やガスを使用したらもちろん料金を支払いますが、それは代金を支払えば水道やガスを使用できるのではなく、水道局やガス会社の人が働いているから(お金を払うことで)それらを使用できるのです。
そして水やガスといった資源にお金を払っていると考えがちですが、そうではなく水やガスを使用できるようにしている『人』にお金を払っている、という考え方です。(逆に人に働いてもらうためには対価が必要でその主なものがお金。)
本書ではこういった視点で様々な物事を捉えなおしていきます。
貿易黒字は日本が保持する外貨が増えている状態なので、外国に対する将来の「労働の貸し」を作るということである、とか。
これまでお金の流れを考えることはありましたが、お金のむこう側を考えるという視点はなかったので新鮮で面白かったです。
が、率直な感想としては結構難しいなと…。
なのでもう1.2回読んで理解を深めていきたいと思いました。
以上10月の読書メーターでした。
この2冊はどちらもおすすめの本なのでぜひ読んでみてください!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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