常に不登校予備軍だった話 #2
小学校に入学して1週間も経たずとして、学校に行きたくない病を発症
理由は先生の贔屓というか、なんかイライラしてる。
そんな中の初恋(給食の君)など
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集団予防接種の為、体育館で待っていた時、隣近所の子にちょっかいかけられて、
こっちは
「やめて!」
って言ってるだけなのに私だけ怒られた。
上履きを忘れた事を先生に言いに行ったら、
「分かってるから!」
ってキレられた。
算数は勿論出来なかったので、苦手組で残され、先生が出す問題に正解したら帰れる仕組みで、適当に答えたら、最期から2番目でやっと抜けれた
(理解はしてない全くね!)
小学校の授業中は勝手にトイレに行ってはいけない。
おバカさんな私は
(授業中)
という言葉をすっ飛ばして理解していた為、休み時間まで先生に許可を取りに行っていた。
それに関しては先生笑っていたけど、後で親に連絡が行き真実を知った。なんか恥ずかしくなった。
(なぁんだ。じゃあ休み時間だったら思う存分トイレ出来るんじゃん!)
だが、悲劇はこの後、起きたんだ。
あれは何の授業だったのだろう?
出来たプリントに丸を貰う為に、先生に見せなければいけなかった。
おバカな私が悩みに悩んでやっと出来た頃にはそれは長蛇の列へと成長していたのだ。
(?個人的な体感です。実際は10人くらいと思われます)
最後尾に並んだ瞬間。
ん?
あれ?
なんか……
急に尿意が……
デデンデンデデン……
頭の中の2人の私の論争がスタート!
私1 トイレ行きたくなったからトイレ行こう!
私2 ちょっと待って!授業中なんだから、先生に言わなきゃ。
私1 じゃあ今言いに行こう
私2 ダメだよ!そんな事したら私がトイレに行きたいって事、皆にバレちゃうでしょ!
私1 え?別にそんなの良くない?
私2 良くないから!!それに教室内には、私の気になる彼(給食の君)がいるんだよ!彼にバレてもいいの?
私1 ……それは良くない……
でもだったらどうするの?
私2 やっぱり順番が来るのを待つ?それかチャイムがなるのを待つ?
私1 間に合う訳ない。間に合う訳ないよ!
私2 でも!でも!やっぱり言いに……行く!
足を一歩踏み出したその瞬間。下半身に暖かい川のせせらぎを感じた泣
周りにいた子はえ?と声をあげ、私から距離を取る。
クラス中の時が止まり、(止まったように感じた)刹那の静けさ。
私はしまった!やらかした!というアホ面のまま、一歩も動けなかった。
そんな時に颯爽と動いたのは給食の君だった。
誰に言われるでもなく、雑巾を持ってきて床を拭き始める。
それを皮切りに数名の子達も動きだす。
給食の君。私のおしっこに近づかないでー泣
頭真っ白のアホ面の私。
なんで私はここに居るんだろう?
物理的に消えたいと思った。
ようやく先生が私の傍にきて
「上履きと靴下を脱いで保健室に行こう」と指示を出し、一緒に教室を後にした。
先生は無言だったけど、怒ってはいないようだった。
一学期を境に先生が休職する。
妊娠していたらしい。
今思うと、妊娠初期で情緒不安定だった為の
イライラだったと考えられる。
二学期から違う先生になる。
私は少しホッとした。
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