FOODEXへ行って、あらためて【腸活】の重要性に気づかされた
おはようございます。昨日は休みを利用して「FOODEX2024」食品見本市へ行ってきました。
そもそも流通の在り方自体が変化しつつある近年で、コロナを境に規模縮小が加速している様に感じましたが今年は海外ブースが活発でしたね。
特に目立つのはアメリカ・台湾・韓国・中国。また、海外ブースの近くに構える日本企業も意欲にあふれている様に感じました。
対照的に日本企業が集まる西棟はちょっと元気がないかなぁ・・・と見えてしまうのは先入観のせいなのでしょうか。
今年の動向としては「オーガニック&ハラル」が目立っていた感じです。
注目するセミナーも受けてきましたが、やはり団塊の世代、その子供の団塊ジュニア世代を中心とした販売戦略を取りながら、30代以下のライフスタイルにどう合わせていくのかを課題にしていて考えさせられましたね。
特に印象深かったのは、「地中海式食事法」。
穀物を中心とした食事で、果物やヨーグルト、ナッツ類をバランスよく取り入れる食事方法なのだそうですが、それが”健康寿命”を延ばす効果があると科学的に分かってきたという話です。
誤解しないで頂きたいのは、地中海の食事法だけが良くて他が悪いという事ではなく、地中海式食事法から見えてくる健康効果というものが、どうやら【食物繊維と発酵食品】いわゆる【腸活】なのだ!と分かった事なのです。
団塊ジュニア世代の一番若い人達も40歳を超えてくるそうで、「健康寿命」というキーワードは増々注目される様になるだろうと予測されていました。
以前にも触れた事ですが、食べやすさと料理への取り入れやすさでヨーグルトは人気ですよね!気軽に乳酸菌をとれるから腸活にもつながります。
ただし、動物性乳酸菌は体質に合わない方もいます。特に日本人はそういう傾向にあると理解しています。というのは、日本人の約7割が潜在的乳糖不耐症であるという研究結果があるからです。
牛乳を飲むとお腹がゆるくなる、ゴロゴロするという方は身近に多いのではないでしょうか?また、体調変化が無い方でも乳糖を腸で分解する酵素が少ない方が多いのだそうで、だとすれば本当にヨーグルトは”腸活として”有効と言えるのか?と疑問に思ってしまいます。
だから「漬物」!日本人の体質に合っています。
野菜の漬物は植物性乳酸菌、そして食物繊維も含んでいます。
今後、日本の漬物が世界中に広まる日が来るんじゃないか?と、希望を持たされる良い一日でした。