僕なりの幸せな時間
精神疾患を患ってから度々発作症状に苦しむようになった。
そんな時は甘いものを口にしたり、好きな音楽を聴いてみたりと色々なことをして気持ちを紛らわせている。
そして今この記事を書いているのも、気を紛らわせるための行為の一環だ。
文字を書くことは、自分の気持ちを吐き出すことと同じだと思う。
こうして自分の気持ちを目に見える形にすることで、ぼんやりとしていた気持ちや考えが明確になっていき、不安解消のきっかけを見つけることができる。
人の脳みそは単純なもので不安解消のきっかけを見つけたら、途端に希望を見出し始める。
僕のような精神疾患を持った人は特にその傾向が強いのではないだろうか。
精神疾患になってから、自分で自分の気持ちの情緒が分からなくなった。
突然自殺してしまいたくなるほどの不安感に襲われることがあれば、突然走り回りたいくらい元気な気持ちになることもある。
後者のような出来事は稀にしか起きないが…とにかく、気持ちの情緒が忙しい。
冒頭でも書いたように発作症状に襲われた時は、とにかく自分が好きなことをするに限る。(仕事中はひたすら耐えるしかないが)
僕は今、好きなことをして気持ちを落ち着かせている。
文字を書くことがとても好きなのだ。
自分だけの世界に浸り、自分だけの考えに真正面から向き合える。
今この画面には自分の考えだけが写されていて、他人との会話のキャッチボールが発生する余地は一切ない。
つまり、この記事を書いている今この瞬間は自分の考えが誰かに否定されることはないし、誰かの意見に惑わされることもないのだ。
その上、両耳につけているイヤホンはノイズキャンセリング機能をオンにして、好きなV系バンドの曲を好きなボリュームで聴いている。
幸せな時間だ。
ここまで自分の気持ちを書きまとめたことで、書き始めの段階よりもずっと前向きな気持ちになれた。
明日は仕事だ。
世の中、仕事のことを考えると憂鬱になる人が大半で自分もその内の1人である。
仕事が原因で精神疾患を患っているのだから。
だが、今はどうでもいい。
自分の好きな環境で、自分の好きなように、文字を書けているから。
こうして前向きな気持ちを1つの“記事”という形にできたのだ。
今後不安感に襲われたり、後ろ向きな気持ちになったりした時はこの記事を見返して自分の気持ちを奮い立たせることにしよう。
そして、この記事が誰かに読んでもらえて、心の何処かに残るようなことがあったら本当に嬉しい。
頑張って生きていこう。
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