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葉っぱ切り絵 いきものずかん

今日の読書感想文はこの本、といっても絵本のように和める一冊。

「葉っぱ切り絵 いきものずかん」 リト@葉っぱ切り絵 著

葉っぱ切り絵アーティストの著者は自身のADHDによる偏った集中力や
こだわりを前向きに活かすために2020年より独学で制作をスタートさせたものがまとめられている。
 葉を独自の方法で乾燥させ、「いきもの」を線描きしたものを
ナイフで切り込んだ作品にユニークなタイトル(英語も)と
それについてのストーリーが添えられている。

たとえば表紙の中央に載っている作品はこんな感じ 

「ハリネズミ Hedgehog」
大収穫、大収穫♪
今夜は栗ご飯に決まりかな。
おや、ずいぶん大きな栗だ。
これもついでに拾っておこう。

「そ、それうちの子です~! Wait a second! That's my baby!


草原のいきもの、森のいきもの、里のいきもの、水辺のいきもの、海のいきもの、空のいきもの、空想のいきものがある  

使用された葉や葉っぱの切り絵の作り方も載っていますよ。

実は丸の内オアゾ内の丸善で展示会を覗いたことがあり、可愛いなぁと
思いながら眺めていたのですが、本があるということで図書館から
借りてきた一冊です。手のひらサイズの繊細な切り絵。

葉っぱ切り絵を見ているだけでも和みますが、タイトルも秀逸。
「あ”~~~~~~」というタイトルのライオンが扇風機の前でつぶやく図「狩り?暑くてやってられないよ~」とクスっと笑えちゃいますよね。
日の光の加減で葉が透けて見えたりしている作品も美しいので
ちょっとリラックスしたい人にもオススメ。癒されます。

わたしはせっかちだから、葉をビリっ破っちゃって、とてもできそうにない…と思う。

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