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ゼロから始める ホツマツタヱ

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初心者でもすんなり読める「ゼロから始める ホツマツタヱ」
NAVI彦 著

 古事記や日本書記で書かれている「天照大神」は女神とされているが、
実は男神だった。

 ヲシテ文字で書かれている「ホツマツタヱ」は天地人(アワヤ)の書物。
天地(縄文時代)人(弥生時代)の章(アヤ)で成り立つ五七調の長歌で
記されている。

 日本の成り立ち、神と記されていた神々は「人」として日本の政治を作り、歴史を形づくった人々であった…と。

 年中行事は大陸から伝わってきたものと言われているが、「たなばた」はもともと日本の行事であった、お正月に餅を食べる理由など興味のひく内容もあり、また古来の歴史の行事や和歌(やまとうた)の「五七五七七」も
「暦」と連動していたなど。日本の歴史をひも解く手掛かりになる、日本人として目覚めるための「ホツマツタヱ」の入門書。

夫婦で国造りをした日本の神様ならでは、夫婦円満の秘訣についても触れられている。

「ホツマツタヱ」と「フトマニ図」
個人的にはよくわからないけれど気になっていたというか、惹かれるというか、姫路に住んでいた時、一度勉強会に誘われたこともありますが、なんでこんなに惹かれるのだろう…と思うものだったの手に取った一冊です。

 フトマニ図はヲシテの全48音を円盤状に並べたもので、配置や順番、
文字の向きなどすべてに意味があるので日本の魔法陣といえるもの。
これで政治の吉凶を占うらしいですが、原初3代までの歴史が描かれているのだそうですね。

 まぁ、ちょっと不思議なものが好きな私としては、へぇ~だったり、
ほおぉ~だったり、日本の言霊、一文字、一文字のパワーの強さ。
和歌で虫を祓って、稲を育てた和歌の姫神様がいたり、個人的にそういうことできたのだろうな~と思っていたので妙にしっくりきてました。

 本の中で紹介されてましたが「オノコロ」という言葉には不思議な力があり、例えば地震が起きた際にも「オノコオノコ」と唱えれば揺れが鎮まる。
また、泣き止まないお赤ん坊の額にも「ヲノコロ」と描いたなら心が鎮まって泣き止むのだそうです…とありましたよ。機会があったらやってみたいものです。

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