シュタイナー/ハードボイルド
シュタイナーはカント、ゲーテの研究で業績をあげている。
彼が20代の頃、ロシアでは文豪ミハイル・ドストエフスキーが『カラマーゾフの兄弟』を(未完)執筆している。
小林秀雄の『ドストエフスキーの生活』にもあるように、ドストエフスキー自身は…カントの『純粋理性批判』からニヒリズムを俯瞰してみせる。
セミパラチンスクという、ロシアの原発事故があったところに、彼は流刑された。
その当時の写真を観たことがあるが、ドストエフスキーはボケッとした顔つきで現地の人と椅子に座っている。
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