拝啓 1年後の貴方へ

拝啓 貴方は若芽を育んでいますか？
 
私は悩んでいます
 
自分の積み上げてきたもの
 
進んできた道は正解だったのか
 
やはり私は劣っているのか
 
世の中の基準を答えに
 
一人で何回も答え合わせをして
 
落ち込んでいるのです

いつも赤点で

人生を掘り返したいと思いました
 
答えなんてないと
 
基準なんかないと
 
言い切ることができれば
 
行動に移せれば
 
どんなに楽か
 
私にはまだ出来ていません

ただ嬉しい報せもあります
 
悩んでいると
 
種から若芽が息吹いてきたんです
 
年齢を重ねることは
 
可能性を閉ざしていくものだと感じていました
 
だから怖くて仕方がなかった
 
悩みに悩んだ僕は
 
年齢を重ねることは
 
自分の大事なものを選んで
 
大切にすること
 
だと思えてきました

これが
 
悩みの種から息吹いた
 
若芽です 
 
檜か翌檜か
 
何の芽かも分かりません

ただ若芽は毎日成長しています

いつか間引きが必要かもしれませんね
 
この若芽を

貴方も大切にしてくれていると
 
私は嬉しいです
 
拝啓 貴方は息を吐いていますか？
 
大きな変化でした
 
誰かに反応されることが怖くて
 
SNSも出来なかった私が
 
人の前で書いているのです
 
自分を表現することが
 
あんなに怖がる私が
 
だから書いていなくても
 
何か表現をしていれば
 
それだけで嬉しいです
 
いつも自分の中に
 
全てを留めてきました
 
敏感に感じ考える私は

息を吸ってばかりでした
 
息を吐く為に吸う
 
表現する為に感じ考える
 
息を吐いている時
 
私は幸せなのです
 
だから1年後の貴方も
 
息を吐いてくれていると
 
私は嬉しいです
 
拝啓 1年後の貴方へ

ここまで読んでくれて

嬉しいです
 
私と貴方は
 
走って
 
転がりながら
 
今日を迎えることが出来ました

前文は私の我儘です

どんな私達も認めてあげて

また明日から一緒に生きましょう

いつもありがとう
 
敬具