TASK

Je crée un parfum. Pour votre histoire.

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最近の記事

最長距離でそこへ向かおう

例えなにも成し遂げられなかったとしても カッコよくも、オシャレでも、器用でもなく 泥臭く、頑固で、理屈っぽく 生きてきて、生きていきます。 人生には必ず終わりがあるから、そこまでにたくさん成功したければ答えが出ている問題は答えから学ぶと先に先に行けるのだと思います。 でも、答えがでていることを知るのと、自分で答えにたどり着いたのじゃその答えを手にした時の感情が全然違います。 今の時代、誰かが教える答えだけがどんどん流れ込んできて、どれも逃しちゃいけないってファボしてブ

    • そして、日々は続いていくのです

       横コレ2024が無事に終了いたしました。  応援してくださいましたみなさま、ほんとうにありがとうございました。  当日は、とても多くの方に弊ラボの沈丁花香水の香りを試していただくことができ、常設店を持たない弊ラボとしては、この上なくしあわせな時間でした。  以前よりも、香水を気軽に楽しんでくださる方が男女ともに多くなられた気がしました。  ムエットをかぎながら会場を回ってくださるみなさまを拝見して、何と贅沢な機会をいただけたのだろう!と思っておりました。  肌乗せをされて

      • ないものを創る。あるものに命を吹き込む。

        横コレ2024横コレ2024とは 期間:令和6年9月5日(木曜日)      場所:横浜市役所1階 アトリウム 出展料:無料 来場者:連携店舗のバイヤー等関係者、一般のお客様等 出展者数:50事業者程度  いよいよ明日の開催となりました。  明日の出展品はこのようなものとなります。  TASK LAB.といえば沈丁花香水「First Light」だと思っていただけるととてもうれしい弊ラボから、 「First Light」をお買い求めいただいたお客様からのとてもう

        • わたしにだけ香るちいさなディフューザー

          HOW TO USE  こちら、アンティークボトルのリストアのひとつとして作らせていただきました小さなディフューザーです。  仕組みは、  この左の透明なディフューザーを見てください。  ボトルの中に小さいガラスの粒が入っています。  このディフューザーにお好きな香りを垂らして、作業中のテーブルやベッドの枕もとに置いていただくと、自分だけに届くくらいそっと香りが立ちます。  少し強く香りを感じたいときは、ボトルを振っていただくとカランカランというやさしい音と一緒に香りが

        最長距離でそこへ向かおう

          台風がきているので

          このたびの台風10号の影響により被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。 今日は、予定していた内容と少し変更してnoteを書かせていただきます。 CASE 1  弊社で作らせていただいている製品が香粧品(肌につけてつかうもの)の場合、弊社では製造ができないため化粧品製造販売業許可を取得されている工場様で製造と充填をしていただいています。  今回、横コレ2024への出展が決定してから4.5mlボトルとサンプルの製造をお願いさせていただきました。First Lig

          台風がきているので

          横コレ2024とは

          横コレ2024とは、横浜市経済局様が主宰されているプロモーション事業です。 応募した多数の事業者の中から50組が審査を通過して、 2024年9月5日(木) 12:00~18:00 横浜市役所1階アトリウム で行われる横コレ2024に出展します。 そして、横コレ2024に出展した事業者の中で、横浜市と連携している百貨店・大型商業施設とマッチングが成立した事業者が、マッチング先の店舗に出店することができます。 オーディション番組みたいですね。 弊ラボは香水を製造・販売し

          横コレ2024とは

          音の世界もいかがです?

          地球は今日も回っています。 あるはずのない水の中から生命が誕生し、寒冷期と温暖化を繰り返す地球で やがて生命は海から陸に上がり 地球誕生から現在までの46億年の歴史を、1年365日の地球カレンダーで表すと人類が誕生したのは何月何日でしょう。 地球は今日も回っています。 人類は同じ過ちを繰り返し、不安の中を生きるのでしょうか? 与えられた生命の時間を、後悔なく楽しんで駆け抜けられるのでしょうか? きっと、明日からも回り続ける地球の上で 生きるあなたの相棒として、 4つ

          音の世界もいかがです?

          やがて砂へと還るもの

          タイトル画像のガラス瓶は、砂に還ろうとしています。 ソーダガラスとは、結晶化されていない水晶です。 水晶に、ソーダ灰 、石灰を混ぜて高熱にかけて溶かして作られます。 800度→700度→500度→3~400度→600度と温度管理をしながら圧迫、徐冷の過程を経てガラス瓶は作られていきます。 ガラスは見た目固体に見えるけれど液体だ、といいます。 ガラスとは、"液体を急冷して結晶化させずに粘度が固体と同じ程度の非晶状態あるいは、無定形状態として固化させたもの"だとされます。 (

          やがて砂へと還るもの

          まずはそう、最大限の感謝を

          おひさしぶりです、の方も はじめまして、の方も noteまで足を運んでくださってありがとうございます。 TASKです。 このたび、本当に久しぶりにリアルのイベントに出展することとなりました。 「横コレ2024」 2024年9月5日(木) 12:00~18:00 横浜市役所アトリウム こちらでは、 沈丁花香水「First Light」をリアルでお試しいただけます。 他にもいろいろとご用意しておりますので、お時間の都合がつかれる方は是非いらっしゃってくださるとうれしい

          まずはそう、最大限の感謝を

          調香とは。 -3-

          前回は4種類の香りの割合を変えて、香りのイメージを変えてみました。 試している中で他の香料も使いたいと思った場合、処方に書き足していきます。 5種類目の香料を書き足しました。 その度に実際に香料を混ぜ合わせていくので、 処方にも番号をつけていきます。何回目に作った香りが納得いくかは時と場合によります。 こうやって、繰り返し繰り返し香料の分量、種類を調整してイメージに合う香りに近づかせていきます。 ちなみに、香料を処方に書く順番ですが、重い香料から書いて作っていくと

          調香とは。 -3-

          この香り、三角形でわかるかな? 調香とは。-番外編-

          今日は番外編。ちょっと話が逸れます。 皆様、このような三角形をご覧になられたことがありませんか? これは、香りを構成する要素を三角形の上から、TOP、MIDDLE、BASEで表現している図です。 TOP、MIDDLE、BASEとは?についてはまたいつかお話させていただくとして、 今日は、最初に香ってくる香りがTOP、その香りが飛んで印象が変わって香ってくるのがMIDDLE、最後までゆっくり香る香りがBASEとイメージしてみてください。 では、ここに TOP : レ

          この香り、三角形でわかるかな? 調香とは。-番外編-

          調香とは。 -2-

          さて、昨日の処方です。 この処方の 青枠で囲ってある部分をご覧ください。 500 + 50 + 150 + 300 = 1000 この処方は、1 と 2 と 3 と 4 の香料を、どのくらいの割合で混ぜるか、という香りの設計図です。合計は1000になるように設計します。 例えば、この4種類の香料だけで香りを処方するとしても、 割合が変わってこうなると、香りのイメージは全く違ったものになります。香水として販売されるカテゴリががらっと変わるくらいです。 頭の中のイメ

          調香とは。 -2-

          調香とは? -1-

          調香とは。皆様それぞれのやり方があるので例外のない規則はない前提で書かせていただくのですが、調香とは香りの設計図(=処方)を書くことです。 モノを作るには設計図が必要です。では、香りの設計図とはどのようなものかというと、 こんな感じです。 「えっ?どんな感じ?」 と思われた方。 この note、毎日少しずつ更新していきますので、続きはまた明日。 では、またここでお逢い出来たらうれしいです。 NEXT → 調香とは -2-

          調香とは? -1-

          あなたにとって、香りとは?

          視覚、触覚、味覚、聴覚、嗅覚。 五感の中の一つ、嗅覚で感じ取る香り。 あなたにとって、香りとはなんですか? 香り、と聞いて一番に思いつく香りは? 大好きな香りは? 一番古い香りの記憶は? 嫌いな香りは? いつか、教えてください。

          あなたにとって、香りとは?

          創る、届ける。

          創る、の話を。最初に創りはじめたのは、ただ欠落していたから。足りないから、創った。創っては、ただ楽しんで捨てた。それは自分だけの世界だった。 時間は流れ、創ることに自分の中の表現できない感情を何とか乗せようとしてもがいて、創ったらそれを誰かに伝えたくなった。だけど、稚拙すぎて誰にも伝わられなかった。 だから、伝えられる技術を探した。創る、の現場に行って、創る、の工程に可能な限り参加して、創られる意味、創られたモノの影響をひたすら考えていた。モノが溢れるこの時代にさらにモノ

          創る、届ける。