台風がきているので
このたびの台風10号の影響により被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
今日は、予定していた内容と少し変更してnoteを書かせていただきます。
CASE 1
弊社で作らせていただいている製品が香粧品(肌につけてつかうもの)の場合、弊社では製造ができないため化粧品製造販売業許可を取得されている工場様で製造と充填をしていただいています。
今回、横コレ2024への出展が決定してから4.5mlボトルとサンプルの製造をお願いさせていただきました。First Lightは化粧品としての登録が済んで許可が下りていたとはいえ、弊ラボでボトル、パッケージなどを準備し、デザイン関連のものを揃え、間にお盆を挟むというとてもタイトなスケジュールでの製造をお願いしてしまったため、担当の方と綿密に打ち合わせをさせていただいていました。
そのなかでのこの台風です。
台風の進路を鑑みてぎりぎりのスケジュールで製造日を取っていただけるかどうか、と思い
「製造日、決まりましたか?」
とご連絡をさせていただいたところ、
「昨日工場に行って製造してきました。工場の方はかなり雨がひどく交通状況も不安定でしたので、製造しました商品を本社に持ち帰ってきました」
とのご回答をいただきました。
え?
あの、この天候のなか、2県跨がれて製造に行かれて、あの意味が分からないくらいの大きさの製品をお車に積んで帰ってきてくださった…の、ですか?
頭の中がもう映画のクライマックスシーンです。
「届けないと!この香水!」
と、担当の女性の方が雨と風が激しい高速道路を運転して下さっている光景が目の前に浮かんで、東名高速で雨と風が強いと本当に視界がほとんど無くなってしまうので、もう1日も前のことなのですが、今になってその時の担当の方が心配で心配で…っ!
いつもどんなトラブルが発生しても穏やかに対応してくださるたおやかだけれど心強い女性だと思っていた担当の方のその"心強さ"の本質を、言葉じゃなく結果という、ものすごい強く、ものすごい圧倒される形で教えていただいた気がしました。
ありがとうございます。いつも本当にお世話になっております。
そうやって、弊ラボの製品は創っていただいているのです。
CASE 2
弊ラボ、Web Store をメインにさせていただいているので「パンフレット」を作っていなかったのです。そこで今回アートディレクターの方にパンフレットを製作していただくことにいたしました。
弊ラボと5月に出来ました弊社(株式会社 TASK LAB.)の紹介をさせていただく内容です。とにかく美しいです。写真も、デザインも、内容も。
アートディレクターの方がわたしと弊社のどう考えても尋常じゃない、こだわりや、頑固さや、不器用さや、信念を、丁寧に傾聴して見つけだしてくださいました。そして、それをみなさまに伝わりやすい形に翻訳して、文字や絵にして、紙の上に美しく並べてくださいました。
それは、弊ラボが抱えていた世界が形になって、願いが目の前で現実になっていく過程でした。
デザインって、魔法です。
横コレ2024にいらっしゃった際には、ぜひパンフレットをお手に取られてください。
さて、経験豊かなアートディレクターさん。
「発注後のトラブルもありますし、1日限りのイベントですから」
と、パーフェクトなスケジュール管理です。
「現在台風の影響で荷受け制限がかかってしまっていますが、進捗があったらご連絡します」
とご連絡をいただいた本日、カウントダウン6、つまり6日前です。
わたしはなにをやっていたかといいますと、やっと入稿を3件…。
お仕事のスタイルを少しでもまねさせていただきたいと本気で思っています。かっこいいんだ!本当にっ!
CASE 3
「お仕事のスタイルをまねさせていただきたい」つながりなのですが、わたしが絶対にGETする!と息巻いていました、カラスラバーのためのカラスアトマイザー。こちらはNOSE SHOPさんの袋に入っていたのですが、その外からの見た段階で「あぁ…やっぱりこだわりの仕事はすごいなぁ…」と感動してしまいました。
弊ラボも僭越ながらまねをさせていただいているこだわりです。
香水吹を扱わせていただくようになってから、「"名前がある"、ということは "そのモノがある"ということだ」という世界が、製造業だと教えていただきました。そんなシビアな世界で生きてこられたのに、突然香水吹をリストアすることになった弊社が途方に暮れた時にはヒントやアドバイスをくださる先輩方。どう感謝していいのかわかりません。心から心から、ありがとうございます。
今回の4.5mlボトルのひとつひとつに、弊ラボもこのこだわりを込めて作業させていただきました。
「こだわりは見えなくても伝わるから、絶対に手放してはいけない」
少し前にアドバイスをいただいた、また別の業界の大先輩のお言葉です。
先輩方からいただくものが多すぎる弊ラボです。その大切なものを少しずつでも実現することで、使う方の使いやすさ、見えなくても伝わる魅力としてみなさまにお伝えしていきたいと思っています。
CASE 4
夏だから、沈丁花はじめました。
といって、突然夏に沈丁花が咲いてくれるわけではないのです。
なのに、この酷暑の夏に沈丁花を咲かせるという、奇跡の最初の一歩をおこしてくださった先生のお仕事を今日のnoteの最後にご紹介させてください。
沈丁花の花(顎)が咲く
ttps://www.youtube.com/shorts/a8siNtHIHM0
沈丁花の葉が開く
ttps://youtube.com/shorts/a8siNtHIHM0?si=qJo7UO6Z5aCNdYYn
(見られない場合、お手数をおかけしますがリンクの頭にhをつけてご覧ください)
この!細かい細かい過程をひとつずつたどって、沈丁花の花が咲いていきます。沈丁花が丸くなって咲いたときに、「夏なのに沈丁花が咲いた!」とびっくりしてしまいました。
横コレ2024の当日、沈丁花は満開に咲いた枝になります!
夏の沈丁花、ぜひご覧になってください!
大阪・八尾のクレイアート教室 Argile(アルジル)様で作っていただきました。
つまりはありがとう、でしかないのです
今日は、弊ラボの横コレ2024出展をかなえてくださるみなさまの、ほんの、ほんの一部の方をご紹介させていただきました。
まだまだ、ほんとうに多くの方が弊ラボを支えてくださっています。
noteを読んでくださるあなたにも、Xにファボをくださるあなたにも、実は横コレ2024に行ってみようかなと思われているあなたにも、わたしは支えられています。だから、初めての未知の挑戦を少しずつ進められています。
いつもありがとうございます。
これからもどうぞよろしくおねがいいたします。