2020『サイレント・トーキョー』
my note vol 34
2020年12/4公開
監督 波多野貴文
原作 秦建日子
配給 東映
『サイレント・トーキョー』
あらすじ
クリスマス・イブの東京。
テロの容疑がかかる朝比奈仁が爆破テロの犯行声明を出す。
これを受け刑事の世田と泉は犯人の行方を追う。爆破予告時間が迫ると犯行現場に指定された渋谷のスクランブル交差点には物見遊山の人々が殺到。
すると実際に爆破が起き……
キャスト
朝比奈仁 / 佐藤浩市
山口アイ子 / 石田ゆり子
世田志乃夫 / 西島秀俊
須永基樹 / 中村倫也
高橋真奈美 / 広瀬アリス
磯山双龍 / 鶴見辰吾
など沢山の俳優達が集結。
この作品の感想ですが、
渋谷で爆破予告が有るのに、
動画を撮っていたりクリスマスイブを気楽に騒いでいる人々がまさに現代を映し出している。
そんな感覚で観ていると愉快犯の犯行かとも思われるのだが、
この爆破事件の裏にはもっと暗い過去や辛い思いが隠されていた。
「戦争」
日本人の!いや世界の人々から、
命だけでなく夢や希望も根こそぎ奪い去り、
何十年経ってもずっと、
痛みを減らすどころか
年を重ねる毎に重さを増してくる辛さや苦しみ....
戦後から数十年しか経ってない映画には、
不幸の原因が「戦争」の場合が多かったのですが、
つい半年前の作品でもまだ「戦争」が影を落とす作品が作られているとは....
ずっと忘れてはいけない「痛み」を人類は共有してしまった。
この映画のラストシーンは、
やりきれない気持ちになりました。
ぜひ、観てほしい映画です。
今日はこんなところでThe end
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