今年の振り返り #文学フリマ
今年の振り返りということで、1月から時系列で記憶と記録を掘り起こそうかとも思いましたが、エポックメイキングと感じる「文学フリマ」を振り返ってみたいと思います。
5月に文学フリマ東京36、6月に文学フリマ岩手8、11月に文学フリマ東京37と、3回出店しました。
と書くと、さも普通みたいな感じですが、去年の今頃は
「誰かの記事で、文学フリマの話を読んだかも」
というレベルで、自分が出店するなんて考えもしませんでした。
それが何かの拍子に、2月1日に東京36、2月4日に岩手8に申し込みをしてしまいました。申し込みが遅いため東京が抽選になってしまい、
「せっかくだから、確実に出店したい」
と岩手にも申し込みしたことを覚えています。
「そうそう売れるものでは無い」
と覚悟していたものの
「誰も立ち寄ってくれないブースで、座り続けるのはなかなか厳しいな」
という、ちょっと悲壮な気分で、東京行きの新幹線に乗車したことを覚えています。
直前にリアルな友人の「シロクマさん」が、
「売り子として手伝いに行くよ」
と言っていただき、「ボッチ」ではなくなることが心強かったです。
で、いざ開場となり、最終はポツンとしたブースでしたが、noteで交流している方々がポツリポツリと来店してくださり、あわあわしながらも楽しい時間を過ごさせていただきました。
岩手8ではnote街系のお客様は1人だけでしたが、「へいたさん」が、お向かいに出店していてリアルで交流できたこと、また、岩手を訪問したことで、いくつかの創作記事を書くことができたことが収穫でした。
11月の東京37には、mikuji58さんに来ていただき助けていただきました。また36に続き、多くのnote街の皆さんと交流させていただきましたこと、改めて感謝申し上げます。
note街の皆さんと、ネット・ヴァーチャルな世界を飛び出して、リアルに交流していただいた「文学フリマ」は、書き手としての私にとりまして、かなり大きな刺激をいただけたことでした。
なお、文学フリマ岩手8に参加した際に生まれた小編のいくつかは、こちらの「ショートショートパラダイス」に収録しています。
また、収録を控えた記事がこちらになります。
このお話に「宮沢賢治先生ネタ」がありますが、文学フリマ岩手に出店するにあたり、宮沢賢治先生のお話を何作か読んだことが、こちらの「笑えない藁の案山子」に影響している気もします。
今年一年を振り返ると、noteでの活動が大地で、そこに「文学フリマ」という肥料を撒いたような一年だったのかもしれません。
まだまだ書き手としては未熟で、花も咲かず実も成らずではありますが、懸命に土づくりに励むことができたこと、note街の皆さんと、仲良く楽しく嬉しく交流できたことは、かなり誇らしいです。
一年を振り返りながら、あらためて交流していただいている皆様、noteと文学フリマのスタッフに感謝申し上げます。
この記事が参加している募集
サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。 皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。