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「まだ大丈夫」は「もう大丈夫じゃない」

 お仕事をしている方、家事をしている方、さまざまな環境に違いはあれど、働いていると疲れがたまります。

 疲れていても、休むタイミングがとれない時があると思います。タイミングがないから休めない。結局、休めないまま働き続ける。なんてこと、よくありますよね。

 しかし、休憩はとても大事です。しかも、疲れてから休むのではなく疲れを感じる前に休むのがベストです。疲れてからでは遅いのです。

 なぜなら、疲れている状態だと、思考が鈍ってしまいます。

 思考が鈍ると判断力が低下します。そして、惰性で行動してしまいがちになります。

 疲れているけれど、まだ大丈夫。そう思って、だらだらと作業してしまいます。非常に能率が悪い。

 能率が悪いだけならば、まだよいのですが、その疲労はやがて過労に代わり健康を害してしまうことさえあります。

 僕もまだ大丈夫と思いながら、そのまま休息を怠り、過労で倒れたことがあります。

 疲れる前に小まめに休んで、判断力を回復させた方がいいのです。

 「まだ大丈夫」と思ったら、「もう大丈夫ではありません」



仮眠は最強の回復方法

 僕がおすすめする休憩方法は、タイマーを使用しての10分間の仮眠です。

 僕は10分に設定したキッチンタイマーをいつも持ち歩いています。

 休憩を取る時は、眼鏡を外し、目を閉じ、姿勢を楽にして、タイマーを起動します。

 次にタイマーが鳴るまでは、僕は何もしません。

 そしてタイマーが鳴って目を開くと、驚くほど頭がすっきりしています。

 この仮眠を習慣的に取り入れてから、体が疲れにくくなりました。

 更に僕は疲労を感じると片頭痛がしていたのですが、それも改善されました。頭痛がしにくくなったのです。

 良いことずくめの仮眠ですが、もちろん夜きちんと眠ることが最も大事です。

 徹夜明けで、小まめに仮眠を取っても焼け石に水ですから。

 夜は暖かい布団でゆっくりと眠りましょう。

 ちなみに、キッチンタイマーではなく、スマホでもいいのでは? と思われた方もいるでしょうが、できれば別途タイマーを用意した方がいいと思います。

 なぜなら、このタイマーを起動したら休憩だというマインドセットになるからです。

 最近ではタイマーをもつだけでリラックスするようになったから不思議です。安いタイマーでいいので、ぜひ使ってみてください。


まとめ

 疲れは、判断力の低下を招きます。

 判断力が低下してるので疲れていても、大丈夫だと錯覚してしまうのです。

 それを防ぐには、仮眠が最も良い回復手段です。

 夜はきちんと眠り、そして休憩の度に仮眠を取って回復する。

 そうすることで一日、万全な状態をキープできます。

 あなたはきちんと休んでいますか?

 疲れていなくとも、休憩は取ってください。

 あなたはこの世に一人しかいません。代わりは存在しないのです。

 お体を大切に。

 最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

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