図書館読書報告(2006年前半戦その2)
よしなしごと【気まぐれ選106】
2006年6月までに読んだ本、<前半戦その2>は4月から。日付は図書館で借りた日。コメントの後の★マークは独断面白度(最高5点)です。
4/1
031 「色彩の世界地図」21世紀研究会編 文藝春秋
カラー刷りにしないとあまり意味がない。★★
032 「道草ばかりしてきた」志水辰夫 毎日新聞社
写真がいいですね。★★★
033 「きみは誤解している」佐藤正午 岩波書店
この文体好きです。★★★★
034 「愛さずにはいられない」柴門ふみ 講談社
うまいものです。★★★
035 「まっとうな日本語」朝日新聞校閲部 朝日新聞社
面白くしようとしてすべる。普通に書けばいいのに。★
036 「世界は「使われなかった人生」であふれてる」沢木耕太郎 暮しの手帖社
映画を知らなくても、ちゃんと面白い映画評。★
5/6
037 「私の昭和の終わり史」赤瀬川原平 河出書房新社
いいんですよ、赤瀬川先生ですから。★★
038 「中古カメラあれも欲しい、これも欲しい」赤瀬川原平 筑摩書房
久しぶりにスケッチ見ました。★
039 「散歩写真のすすめ」樋口聡 文藝春秋
どうということもなく。★
040 「春の数えかた」日高敏隆 新潮社
理数系の人のいい文章です。★
041 「誰だってちょっと落ちこぼれ」河合隼雄・谷川俊太郎 講談社
メンバーで勝ち。★★★
5/11
042 「事物珍起源」荒俣宏 平凡社
いつも期待しているのですが・・。★
043 「指揮のおけいこ」岩城宏之 文藝春秋
面白かったです。ご冥福をお祈りします。★★★
044 「虚子の京都」西村和子 角川書店
真面目なルポルタージュです。★
045 「似顔絵物語」和田誠 白水社
まあ自慢話といえば、そうなんですが・・。★
046 「昔話の深層」河合隼雄 福音館書店
本当は怖いグリム童話の上級版。★
5/20
047 「できるかなV3」西原理恵子 扶桑社
おお!サイバラ、やるな。★★★
048 「奇想の図譜」辻惟雄 平凡社
北斎の波砕けて高し。★★
049 「装丁物語」和田誠 白水社
045と同じく自慢話なのですが・・。★★★
050 「美術の解剖学講義」森村泰昌 平凡社
変なカッコするだけかと思ってました。★★★★
051 「シンボーズ・オフィスへようこそ!」南伸坊・鏡明・関三喜夫 フリースタイル
身内が集まって遊んでるだけなのですが。★★
6/9
052 「団塊の世代「黄金の十年」が始まる」堺屋太一 文藝春秋
適当にデータを継ぎ接ぎしたいつもの堺屋節。★
6/20
053 「仙人の壺」南伸坊 新潮社
癒されますね。ガロ系。★★
054 「スキャンダルの科学史」科学朝日編 朝日新聞社
類書はあるが1冊にまとまってるので読みやすい。★
055 「山の上ホテル物語」常盤新平 白水社
話がややダブるところがあるが、上手です。★★★
056 「黄金分割--ピラミッドからル・コルビュジェまで」柳亮 美術出版社
きちんとした美術の教科書です。★★★
057 「自然界における右と左」マーティン・ガードナー 紀伊国屋書店
読了!一瞬宇宙のすべてが分かったような気がした。★★
以上、2006年前半戦、57冊でした。次回は後半戦。
【よしなしごと0156・2006年6月29日 (木)掲載】