始まりの春 久しぶりに短歌
水滴が水面に落ちて同心円広がっていく音も立てずに
間隔を空けて幾つも雫落ち不思議な模様描く水面に
丸い輪が重なり合って消し合っていつしか水面戦場になる
音もなく静かな戦描く青鏡のように空を映して
風走り水面キラキラさざなみが陽に照り映えて戦終わりぬ
何もかも泡沫の夢蝶々よ羽ばたけばいい素直に高く
お日様は黙って空で燃えながら全部を見てる温めている
春来る始まってゆく何もかも扉を開けて歩き出せさぁ
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