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ケトルベルトレーニングでうつ病防止!?メンタルヘルスの実証実験。

ケトルベルトレーニングはメンタルヘルスにも効果的?!

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ケトルベルトレーニングは有酸素運動と筋力アップの両方の要素を持ち合わせており、安価で簡単に使用できることから、欧米を中心に人気が高まりつつあります。

基本的にケトルベルは重さを4kg単位で選ぶことができるので、しっかり筋肉を付けたいトレーニング目的の男性から、ダイエットやボディメイクが目的の女性、健康維持のための全身運動を目的とする年配の方まで幅広く活用できる便利なフィットネスアイテムです。

しかし、ケトルベルが持つ能力はそれだけではありません。
なんと、うつ病や不安障害などのメンタルヘルスにも効果があるというのです!

ケトルベルトレーニングによるメンタルヘルス実証実験

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オランダ・アムステルダムの医学・科学技術関係を中心とする世界最大規模の出版社であるエルゼビアはケトルベルトレーニングに関するある興味深い実験研究結果を掲載しました。

『Effects of kettlebell training and detraining on mood status and sleep and life quality of healthy women』
(ケトルベルトレーニングとディトレーニングが健康な女性の気分状態と睡眠および生活の質に及ぼす影響)

この実験研究はうつ病や不安障害の防止、QOL(生活の質)、睡眠の質において、ケトルベルのトレーニング効果とその後のディトレーニング(脱トレーニング)による変化を観察し、検証することを目的としたものです。

※QOL(Quality Of Life)とは、主に医療や福祉の分野で用いられる用語で、肉体的・精神的な健康だけでなく社会的・経済的な面の全てを含めた生活の質や生きがいを意味するもの。

実験の主役は17人の健康な女性たち

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このケトルベルトレーニング実験に参加したのは17人の女性。
年齢は21歳~31歳、体重は48kg~73kg、身長は159cm~170cmの健康な方たちです。

そして、彼女たちを4つのステージに分けて観察します。

①実験前
②実験中(12週間)
③実験後
④ディトレーニング(4週間)

ケトルベルトレーニングを実際に行うのは12週間。
12週間は1週間に3回ケトルベルトレーニングに取り組み、実験後のディトレーニングは4週間の期間が設けられました。

また、その4つのステージのうち、①実験前、③実験後、④ディトレーニングの3回において以下の5種類のアンケート実施しました。

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【アンケート】
1. SF-36(世界で広く使われているQOLを測定するための健康調査票)
2. Beck  (うつ病の程度を客観的に図る自己評価表)
3. STAI  (不安状態を測定する心理検査)
4. POMS(7種類の気分状態を測る世界共通の心理テスト)
5. PSQI  (睡眠障害の度合いを測る質問表)

気になる実験の結果はいかに?

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全てのステージを終えた女性たちにはどのような変化が起こったのでしょうか・・・?

とりわけ注目すべき結果が、抑うつ症状の改善です。

3度のアンケート結果を比較したところ、うつ症状のレベルは実験前と実験後では22%の大幅な減少率を示しました。
さらに、4週間のディトレーニング後も実験直後同様の低い値を維持することができたのです。

なお、QOL・不安障害・気分状態・睡眠の質では実験前・実験後・ディトレーニングでは特に変化はありませんでした。
しかし、明確な変化は無くとも、健康状態の維持や予防という面では一翼を担っているとも考えられます。

「うつ症状の軽減に効果あり」との結論!

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この実験研究は、「12週間のケトルベルトレーニングは、健康な女性の抑うつ症状や不安症状を軽減・予防することができる」と結論付けました。
さらには、トレーニング終了後のディトレーニングの後も結果は持続するということも分かりました。

まとめ

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今回の記事はケトルベルトレーニングがメンタルヘルスにも良い効果があるかという点について、実際に行われた実験研究の内容を例にしてご紹介しました。

この研究結果から、ケトルベルトレーニングは健康な人にとってもメンタルヘルスの促進と予防のための代替方法となる可能性があると期待することができるでしょう。

あなたも、気持ちが落ち込んだ時には、ケトルベルを思い切りスイングしてみてはいかがでしょうか?

ケトルベルトレーニングで、あらゆるストレス吹き飛ばして、心身ともに健康を目指しましょう!


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