Ｑ. 甘いものが食べたい
Ａ. 食べればよろしい
「これ以上太りたくないので甘いものを控えたほうがいいですか？」
「糖尿病なので甘いものを減らさないといけないですよね？」
「甘いものは良くないって聞くんですけど、間食は何がいいですか？」
といった相談事をよく受けます。
そんな患者さんとのバイオレゾナンス医学診療の一コマです。
患者「先生、会社の健診で太りすぎと血糖値が高いって言われました」
私「ほんとですね～、去年よりも体重が5kg増えて、食後血糖値も200を越えてますから、糖尿病の検査が必要ですね。」
患者「そうですか～、甘いものの食べ過ぎですね」
私「う～ん、じつはそうじゃないんですよ」
患者「えっ？（どういうこと？）」
私「菓子パンとかインスタントラーメンとか食べてませんか？」
患者「はい・・・たまに食べてますけど」
私「たまにって、週に何回ですか？（申し訳ないですが、ここから詰めていきますよ）」
患者「え～っと・・・週に２～３回です」
私「じゃあまずは菓子パンとインスタントラーメンを食べるのを控えてみてください」
患者「甘いものは食べていいんですか？」
私「いいですよ。でもできれば良質なハチミツか黒糖とかにしてもらえると助かります」
患者「糖質制限はしたほうがいいでしょうか？」
私「絶対やらないほうがいいですよ」
患者「わかりました・・・じゃあ菓子パンとインスタントラーメンを控えてみます」
私「お大事に～」
菓子パンとインスタントラーメンは「小麦グルテン」と「植物油脂（酸化しやすい油）」のかたまりです。
いずれも、腸を破壊し、体内に炎症を起こし、高血圧症・高脂血症（コレステロール異常）・糖尿病・認知症・がん、といった慢性病の原因となります。
「糖は悪者ではない、みたいな言い方だけど、糖尿病は糖分のとりすぎが原因なんでしょ？」と思ったそこのあなた。
ちがうんです。
糖尿病は「小麦グルテンと植物油脂のとりすぎ」が原因なんです。
実際に、グルテンと酸化油を減らすことで、血糖値や糖尿病が改善・完治していく患者さんがいらっしゃいます。
「えっ？糖尿病って治るの？」と思ったそこのあなた。
治るんです。
正確には「食事・生活習慣の改善をおこなえば」治すことができるんです。
だって生活習慣病だもの。
「でもな～甘いものはやめられないんだよな～」
だ～か～ら～、
「食べればよろしい」
そのかわり、
さぁ、食事・生活改善しましょう！