お金を守るのってめっちゃ難しいんじゃないか?
どうも、たんぐです。
金融に関する本を読んでいて、
感じたことがあったので今日はそれについて。
正直、不安になる人もいるかもしれませんが、
知識として知っておくだけでも対策は練れるので
役に立つかと思います。
僕が読んだ本に書かれてたのは
「デノミネーション」についてです。
読み慣れてないカタカナだったので
僕も最初は頭の中が”?”でいっぱいでした。
言葉の意味としては
通貨の単位を上げたり下げたりしますよーってことです。
で、1946年に大規模なデノミネーションが
日本でも実は行われていたんです。
当時は新紙幣に変わるタイミングで
古い紙幣を一斉に使えなくしたらしく、
旧紙幣を新紙幣に交換する際の交換レートは
下がったのです。
たとえば、
旧紙幣の1万円札は新紙幣では1000円にしますよー。
ということを行うわけです。
冷静に考えてやばいですよね。(笑)
おまけに、交換できる枚数までも決められ、
それ以上に旧紙幣を持ってた人は強制的に没収されるという
残酷なことが1946年に日本で起きました。
こうなると、
国民は一刻も早く旧紙幣を使おうとします。
なので、爆発的なスピードで消費活動が活発になったそうです。
ですが、消費活動が活発になったことで
商人や小売店は大量に旧紙幣を抱えることになります。
さっきも説明した通り、
旧紙幣は価値が下がることが確定してるため
商人や小売店からすると迷惑な話でもあるのです。
新紙幣に交換できる枚数も決められてますから、
国民それぞれの所得に天井が設けられました。
どれだけ稼いでいても
決められた枚数以上の紙幣は没収されますからね。
この結果、
商人や小売店などのモノを売る側の人間が
大ダメージを食らってしまい、
デノミネーションが施工されてから
お店を経営することも難しくなったのだとか。
経営が難しくなれば
コストカットをする必要があるので
当然、人員削減などは避けられません。
ここまでの話って80年ほど前に日本で起きましたが、
結構最近ですよね。
80歳以上の日本国民の人は
このデノミネーションを経験してるわけです。
このことから僕は
お金に対するリテラシーは高めとくべきだなと思いました。
と、同時にデノミネーションが起こることって
あり得るとも思いました。
わずか80年前というと、かなり最近だと思うし
世界中でもデノミネーションは起こってるんですよね。
最近だと、3年ぐらい前にベネズエラでも起きてました。
日本円にすると
100万円が1円になったほどの
デノミネーションを実施してましたね。
いつこうなるか分からないし、
口座に眠ってるお金が一生そのままの価値で
あり続ける保証ってないです。
このデノミネーションを知って、
僕はそう確信しました。
それよりも、今あるお金を使って
「お金を稼ぎ続けられる能力」
に変換するのが最善かなと。
知識とかはまさにそうですね。
お金を稼ぐための知識です。
今あるお金を使って
お金を稼げる知識に課金すれば
自分の中で一生の資産になります。
知識は自分の中に残りますからね。
デノミネーションが実施されても
知識は没収されません。
改めて自分のお金の使い方だったり
リテラシーの部分について考えさせられました。
最近はコスト意識が甘くなってて、
無駄なものにお金を使ったりしてたんですが
僕はまだそのフェーズじゃないなと。
お金を稼ぎ切ったあとであれば
無駄なものにお金を使っても良いと思います。
僕はまだまだそのフェーズでもないのに
変なものにお金を使っちゃってたわけです。
これじゃいかんなと。
本1冊読んだだけで
ここまで気持ちが変わるのも僕からすると珍しいですが
読んで良かったです。
考えさせられるきっかけになりましたからね。
今日はこのへんで終わります。
それでは。
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