【食材を愛でる習慣】干しきのこに癒される
愛すべき菌。干すひと手間が楽しい。
きのこは数時間干すだけでも栄養素や旨みがぐんとアップすると言われています。しかも野菜に比べて水分が少なく、カビてしまうなどのトラブルが起こりにくいのも魅力。ドライフード入門に最適です。
私はカラカラに乾いた様が可愛らしくて好きなので、3日以上干して完全ドライにすることが多いですが、まずは休みの日の朝に干して、その日の夜のお料理に使ってみることをおすすめします。たまには外出せずに、家の掃除をしたり、昼寝をしたりしながらたまにきのこの干し具合をチェックするなんて平和な休日も良いものですよ。それはそれで特別な1日です。
しいたけ、えのき、しめじ、えりんぎ、まいたけなど季節を問わず、スーパーで買えますよね。値段も安定しています。そのほかにも平茸やらマッシュルームやらなんでも干せるので興味の赴くままに干してくださいね。
レシピのポイント
きれいに並べる
風通しの良い場所で干す
きれいに並べる
それほどこだわる必要はなく、できるだけ重ならないようにざるなどに並べればOKですが、向きも丁寧に揃えておくと見た目が可愛らしくて、結構癒されるのでおすすめです。おいしく食べようという気持ちも高まります。
隙間が詰まりすぎても風通しが悪く、乾きにくくなるので、ぎゅうぎゅうにならないように干してくださいね。
きのこにあまり虫は寄って来ないようですが、私は、ネットとセリアで買った巻きすを使っています。
私が使っているのはおそらくこれです↓
巻きすはセリア以外にも100均で買えると思いますよ。
風通しの良い場所で干す
干す場所として適しているのは、日当たり・風通しが良好な場所です。日が出たら干して、日が落ちる頃には取り込むのがベターです。
夜は室内に取り込みます。きのこ類はまず大丈夫ですが、夏場など湿気の多い時期に干す場合は、夜は冷蔵庫で保存して、翌朝改めて干し直すのもひとつの方法です。
保存について
数時間から半日ほど干しただけのセミドライは保存力はそれほど高まりません。生の状態と同じ感覚で数日で使い切りましょう。セミドライは栄養素・旨みアップのおまじない的な感覚で取り組むと良いでしょう。
3日以上干して、水分が抜け切れば、1ヶ月程度持ちます。
セミドライは、生きのこと同じように使えます。
ドライは炒め物などに使う場合は、水で戻すなどの処理が必要ですが、汁物などに使う場合は水で戻したりせず、そのまま投入してOKです。良い出汁が出ておいしいですよ。
個人的には戻す手間が面倒なので、炒め物などにドライを使う必要はないと思います。炒め系は生かセミドライ、鍋やスープなどの汁物にはドライを使うという感じでうまく使い分けると良いでしょう。
密閉できる保存容器やジップロックなどで保存してください。乾燥剤を入れておくのがおすすめです。