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【自己完結フライ】たまねぎ麹衣の新たまオニオンリング
新たまがやって来ました。あの白く透き通ったボディにお目にかかれるのが毎年の楽しみでもあります。レンチンしてポン酢ビシャがけみたいなシンプルな食べ方が一番好きだったりしますが、今回はジャンキーにオニオンリングを作ってみました。
オニオンリングは衣が重要です。素材の味を存分に味わいたい時は天ぷらで、なんとなくそんな秩序を破壊してジャンキーなものを食べたい時はオニオンリングがうまいですよ。
そして今回は、衣にたまねぎ麹で味をつけました。たまねぎをたまねぎ味の衣で揚げるというシンプルでありながらトリッキーなレシピです!
ぜひ作ってみてくださいね!
そのままでもおいしい新たまをあえてジャンキーに仕上げる暴挙
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新たまはそのままでもおいしい。そんなことはもちろん知っています。おそらく私もスライスして鰹節を和えて食べたり、丸ごとスープにしたり、そんな素材の味をしっかり味わう料理がとても好きです。
でも、たまにはジャンキーに振り切っても良いのではないでしょうか。オニオンリング。からりと揚げたそいつにケチャップやマヨをべっとりつけて食べるのも最高です。
今回は、衣にたまねぎ麹で味をつけました。コンソメの代用として使われることの多いたまねぎ麹は、旨みたっぷりです。たまねぎ同士なので、もちろん相性も抜群ですよ。
そして衣にはマヨネーズも入れています。衣にもマヨネーズを加えてしまうのかという背徳感も味わえ、カラッと揚がります。これがジャンク感を高めるポイントでもあります。
揚げ物なので、やや面倒ではありますが、その分おいしい。ビールも進みます。
春を感じながら、キャンプでも作ってみたいですねぇ。
材料
たまねぎ 1個
薄力粉 100g
片栗粉 大さじ2
たまねぎ麹 大さじ1
水 100mL
マヨネーズ 大さじ2
作り方
1 たまねぎを1cm幅くらいの輪切りにし、バラす
2 薄力粉・片栗粉・たまねぎをポリ袋に入れて振る。たまねぎは一旦取り出しておく
3 たまねぎ麹・水・マヨネーズをよく混ぜ、2の粉を加えてよく混ぜる
4 衣にたまねぎをくぐらせて揚げる。中温(170度)に熱した油を1センチくらいの深さまで入れ、片面2分、裏返して1〜2分揚げる
※温度や時間は環境によってムラがあるので、結構しっかり目に、写真くらいの色まで揚げられればOKです
↓作り方はインスタで動画でも解説しています。
レシピのポイント
本衣をつける前にたまねぎに粉をまぶす
衣はたまねぎ1リングずつ付ける方が仕上がりが良い
本衣をつける前にたまねぎに粉をまぶす
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衣をつける前に、たまねぎに薄力粉と片栗粉のブレンド粉をまぶしておきましょう。衣がよく付くようになり、剥がれるのを防止します。そんなに変わらないのでは?と思うかも知れませんが、私の体感では結構変わります。ポリ袋などでざっくり纏わせたら、一旦たまねぎと粉を分け、その粉で本衣を作っていきます。
若干手間ですが、ぜひこのひと手間を惜しまず、作ってみてください。
衣はたまねぎ1リングずつ付ける方が仕上がりが良い
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出来上がった衣にたまねぎをすべて投入して、なんとなくざっくり混ぜてという衣の付け方でも良いのですが、混ぜる時にたまねぎが千切れてリングが崩壊してしまう場合があります。
これもまた面倒ではありますが、きっとリングが崩壊するとテンションが下がってしまうので、ぜひ1リングずつ丁寧に衣をつけて揚げてください。オニオンリングを作ろうと思い立った自分の気持ちを大事にしてくださいね。